もし明日「旅立つ」と知っていたら、あなたは「今」をどう生きますか？
生きづらさを感じていた時は特に「命」とは、「生きる」とはなんだろうと感じる時がありました。
神様はみんなに平等に「時間」を与えました。
でも、「寿命」は人によって違います。
限られた時間の中で、あなたはどれだけのことができますか？？
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その中でも身近な人の死で考えさせられたことがあります。それは15〜6年ほど前のことです。
友人の男の子が自ら命を断ったのです。
いつも明るくて友達がたくさんいて、当時雑誌某雑誌にも読者モデルとして出ていました。
東京に進出しようかと言う時に、彼はキャバクラの女の子とできちゃった結婚をしてしまったのです。
それ自体が悪いと言うわけでは無いのですが、相手が悪かった。
彼女の親はなんとヤクザ。
そして彼女は、子供を産んだら、すぐに夜の仕事に復帰したそうです。
東京でモデル活動をすることもダメだと言われて、諦め、子供のことをしながら義理の父の家行を手伝っていました。
本心では夢を追いたい、ヤクザの仕事なんてしたくないって彼は思っていたんです。
最後の日にそうこぼしていたそうです。
そして、彼は限界が来るまでがんばり続けたんです。
彼が最後の日、私はその場にはいなかったのですが、後にその日の出来事を聞きました。
以前は、飲み屋さんで仕事をしていた彼なんですが、彼女と結婚してからそれの仕事すらやめさせられてしまいました。
そんなある日、働いていたお店にふらっと彼が来たそうです。
その日明け方閉店まで、彼はみんなで楽しく飲んで騒いでいたそうです。
店が終わった後従業員たちと一緒にご飯に行こうと誘ったそうですが、彼は車で仮眠するからいいと断ったそうです。
その日の夕方に変わり果てた姿で、彼は車の中で発見されたのです。
車の中は目張りをされていて、練炭がたかれ空のサンポールが足元に転がっていたそうです。
サンポールを飲んだと言うことでした。
みなさん飲めますか？
そんなこと考えたこともなかったです。
それを聞いて私はそこまで追い詰められていななんて、子供が産まれて幸せだったんじゃないんだ、、、、結婚とはなんだろう。
人の命とはなんだろう。
なぜ夫婦で命をたたなければいけなくなるまで、追い詰めなければいけないのか、、、、。
「離婚」ではなく「死」を選び、最後に仲間に会いにきた彼の気持ちが如何許りか私には計り知れませんでした。
何とも言えない気持ちでした。
このブログでもお伝えしているのですが、私は親からの虐待やいじめ、元夫からのDVなどを受け育ち、生きることに疲れていました。
子供が産まれてからも、生きることから逃げることを考えていたこともありました。
毎日なんとか「この子達の笑顔を見る為」に頑張っていました。
だけど、身近な友の死や、いろんな経験があったから、自分にも人にも優しくできる人間でありたいと強く思います。
「当たり前の明日」は来ないかもしれない。
あなたが諦めて、死にたいと思った明日は、生きたいと強く願って亡くなった人の明日かもしれない。
もし明日「旅立つ」と分かっていたら、あなたの行動は変わりませんか？
「当たり前」はないという事、忘れないで欲しいです。
いろんな形の「死」というものがあり、人それぞれ寿命が違う中で、私は「動いて」失敗するかもしれないし後悔するかもしれないけど、それを恐れずに、最後の瞬間自分がどうありたいかということを考えて生きていきたいと思います。
どんな立場であっても、相手を追い詰めたり傷つけていい理由はないということ、自分自身に必要以上に厳しくする必要がないこと、、、
皆さんにも伝わりますように。
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