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心の傷は幼少期の頃からの積み重ねだけど、修正はできます。

皆さんいかがお過ごしですか?

明け方は寒かったり、暑かったり体温調節大変でしんどくなる今日この頃ですね。

さて、長男が心身症になるまでの、精神的な成長過程について、自分の体験をもとにふと振り返ってみたんです。

精神的な成長は、幼い頃からの日々の積み重ねで形成されていくんですよね。

親との過ごし方、友達との過ごし方でたくさんのことを学び形成されます。

私の幼少期は、母からの罵声と身体的暴力を受けて育ちました。
何をするにも「ダメ」と言われることが多く、窮屈な環境の中で育ちました。
素手で叩くのは痛いからと、ベルトや布団たたきで叩かれていました。
あれで叩かれるとミミズ腫れになるんですよね。

でも、他の家庭を知らない私はそれが「当たり前」なのだと思っていました。

だから、それが虐待なんだと思うこともありませんでした。
「当たり前」って怖いですね。

母を怒らせる私が悪い
うまく出来ない私が悪い
母に余計な仕事を増やさせている。
私がもっとしっかりしないからいけないんだ。

と、、、、

毎日の積み重ねで、繰り返されると徐々に心を守るために無意識のうちに深く考える事を避けるようになりました。

母が怒り出すと「あーまたか」くらいにしか思わないんです。
でも、叩かれるのは怖いですよね。
ベルトとかに手がかかると条件反射で体がビクッとして謝ってました。

母が大嫌いだったわけでは無いけれど、母から愛されていると思ったことは一度もありませんでした。

母の口癖は
「可愛げのない子や」
「腹立つなぁ」

母はなぜ私を産んだのだろう?

そんな疑問が私の中に埋め尽くされていきました。

そして、父も自分本位で子供たちに無関心。
可愛がるのは自分の機嫌のいい時だけ。
私の体もいやらしく触るのが日課でした。

そんな父には嫌悪感しかなかったですね。


細かいことはたくさんありますが、こんな幼少期を過ごした私は、自分は絶対に我が子にはこんなことはしない!!と誓っていました。

だけど、長男のいじめや心身症を受けて、やっぱり私も母として長男にかける言葉を間違えている時もあったし、感情的になることもありました。

そんな自分がどうしようもなくダメな母親に思えて、消えて無くなりたい気持ちに駆られることがしばしばありました。

だけど、長男には申し訳ないけど、私も母親の前に1人の人間。価値観も違えば心もそれぞれ違うのです。

気をつけていても間違いもするし、感情的にモノを言うこともある。

だから、気をつけていてもつい言ってしまったものは仕方ないので、これからの行動次第なのだと思います。

長男はいじめを受けて辛く苦しかったと思いますが、この出来事のおかげで私は、「理想の母親」になれなくてダメな母親と思うのではなく、ありのままの私で母としてできる事をしようと改めて思える出来事になりました。

この話は長男にも話して「いいんじゃないかな」と言われました(笑)

幼少期から形成されるものは確かに大きいですが、気づいた時から自分の行動次第で修正ができるんだなと思いました。

母としても子供たちと一緒に成長しようと思えた事に感謝でいっぱいです。

この経験をしたからこそ、誰かの力になれる自分になりたいなと思っています。

どうか、悩んでる方々も諦めないでください。
時間はかかるかもしれないけど。修正はできます。

うまくできないからと自分を責めないでください。
親だって人間なんです。心があるんです。
しんどくなる時もあるんです。
メンテナンスは必要なんです。
1人でできることは小さいんです。
だけど、誰かと一緒なら変われるんです。


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