君のいない世界
「君がいない世界は、なんて殺風景なんだ」。
「味気なくて、まるでモノクロの世界だ。すべてが色あせて
見えるよ」と、あなたは言った。
あなたがいない街は、なんて殺風景なんだろう。
すべての景色が色あせて見える。
夜景も、夕日も、星空も。
「君がいる世界は、なんて色鮮やかなんだ」。
「すべてが、いきいきとして見えるよ」とあなたは言った。
あなたがいる街は、なんて煌めいているんだろう。
行くところ行くところ、すべて感動にあふれている。
星空も、夕日も、虹も、月も、海も桜も、すべてが美しく私の記憶に残る。
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