背景1 超個人的な話から始まるのだが、つい先日、大学の夏休みで私は免許合宿に行ってきた。 山に囲まれた田舎の町で、チェーンの飲食店などはなく、コンビニも1軒しかないが、このような自然いっぱいの場所は逆にあまり来る機会がないので、良いリフレッシュになったと思う。 合宿が始まる前から、なぜか運転にはそれなりに自信があった私は、ハンドルなんて一度も触れたことがないのに、友達にも「まあ余裕っしょ」なんて言って、冗談半分で調子こいていた。 普通は調子こいていると、後に痛い目にあうの
問い 先日、パートナーと一緒に免許合宿に行ってきたのだが、高速教習をしている際に、若めの教官からこんな質問を投げられた。 「①彼女と一生デートできる、 ②1億円もらえる、 ③全国のアイスをいくらでも食べられる、 この3つやったらどれを選ぶ?」 私はこの質問に即答することができなかった。 背景スクール 今回の免許合宿で訪れたドライビングスクールは、田舎の町の比較的小さなスクールであった。スタッフの数もそれほど多くはなかったが、教官同士仲が良いようで和気あいあいとした雰
問題提起これみんなある? みなさんの中にこのような体験をしたことがある人はいるだろうか。 「新しくコミュニティに入ったり、新しく活動を始めたりして、それを体験している最中はとてつもなく楽しくて充実感や満足感があるのに、それが終わった途端にとてつもない喪失感に襲われてしまう」 という体験である。 それを体験しているときはどこか夢見心地のような…、でも終わったときにはいつの間にか現実に引き戻されて、喪失感あるいは虚無感を感じる。 (※もちろん夢見心地のときも現実は現実であ
なんじゃ、こりゃあ。 これは「スニッファー、嗅覚捜査官」という2016年のドラマで主人公が発言した言葉である。この言葉はドラマの中では犯人を追い詰めるシーンの名言であり、美しく威厳のあるような言葉として扱われている。 そのときは私も「あ、なるほど。そういう考え方もあるか。」と少し納得させられたので今でも何気に記憶に残っているが、このドラマから約8年経った今、この言葉を見ると、到底受け入れられるものじゃあない。これを考えた脚本家はとても浅はかだったのではないか…?と思ってし