京王杯SC
京王杯SC 最終考察
【予想の前提】
・このレース、個人的には簡単なんですよね。
理由は1400mという距離にあります。
スプリントは少し短いけど、マイルだと少し長い、というG1で全く日の目を見ない1400m巧者を狙うレースですね。マイルで強い馬、スプリントで強い馬、を買うのではなく 1400mなら強い馬を買う、というのが鉄板ですね。
今回のメンバーで、1400m重賞で好走した馬を考えると【レッドモンレーヴ、ダディーズビビッド、ウィンマーベル】この3頭です。無難にこの3頭が本命・対抗・穴馬でいいですね。
マカオの京王杯2歳Sですが、2歳戦は距離適性よりも能力差が出ちゃうので信頼感ないんですよね。そうなると、昨年の1~3着馬やん? となってしまいますね。
1400m戦はそれでいいと思っています(笑)
ちなみに、ウィンマーベルは大外枠・ダディーズビビッドは状態面という不安があります。
軸はレッドモンレーヴで紐荒れの可能性があるので、面白いかなと思います。
【本命】
・4番 レッドモンレーヴ (和生)
→今回はこの馬を本命に。安定して買えるのがこの馬しかいないんですよね。消去法の本命馬という形になってしまいました。前走の中山記念は叩きなので、完全に度外視。最後はダメージを残さないよう、まともに追ってませんしね。
東京1400mは得意舞台で昨年も勝利している舞台。タイム指数も114とメンバー中で2位。
この舞台なら巻き返しも十分にあると思います。調教もラスト11.0の好時計をマークしているので、状態面も良好。コース替わりでインが伸びる馬場+高速決着はプラスですね。富士Sの結果を見ても、叩きのレースからでも十分な仕上げはしているので馬券内は固いかなと思います。
ただ、出遅れ癖があるので1着の可能性が高いとは思ってません。あくまでも、3連複の軸という評価です。
【2列目】
・15番 ウィンマーベル (松山)
→今回はこの馬を対抗に。大外に入った分評価を下げてます。馬の実力は上位だと思います。
問題はスワンSですね。得意の1400m戦でなぜ馬券外に敗れたのか。外枠で壁を作れなかったからですね。じゃあ、今回は?と考えると、内に先行馬が固まっているので、まぁスワンSと同じ状況ですね。昨年は中枠からの好走なので、今年は昨年よりも厳しい戦いになります。外枠に入ってオッズ妙味が出るならと思いましたが、普通に3番人気なので対抗までの評価です。
・13番 ダディーズビビッド (浜中)
今回はこの馬を穴馬に。去年の3着馬、1400m巧者。持ち時計も優秀でメンバー中3位。
追い切りも動いているし、十分に期待が出来る1頭です。ちなみに、タイム指数は最高が120とずば抜けてますね。普通に考えれば、この馬が本命でもいいかなーとおもうんですが、この馬の大きな不安は馬体重です。
重賞で結果を残した阪急杯と京王杯は、どちらも馬体重が514kg。それに対し、近走498kg,500kgと減っている点は不安。輸送がある分、当日の状態に左右されると思います。少なくとも、軸には向かない馬なので紐で配当を上げてくれる馬という評価です。自分は当日見れないのですが、もし時間に余裕がある方であれば、当日の馬体重を見て514kg前後なら軸にしてもいいのかなと思います。
・2番 リュミエールノワル (川田)
→この馬が一番展開は向くと思います。
そして、内枠から前でポジション取れる川田。
いや、馬券内くるでしょ、と思っていますね。
ただ馬自身の能力で考えると、3勝クラスを突破したばかりなので過信はできないかなと。
ちなみに、メンバー中で一番の過剰人気ですね。4番人気はないでしょ・・・まぁ左周り1400mで3連勝中で川田が乗るなら、人気しちゃうなーとは思っています。ちなみに、調教は一番良かったですね。
・9番 ダノンザスコーピオン (戸崎)
→福永厩舎の1頭。不調からの巻き返しなるか、ですね。この馬を買いたい理由は、復調さえすれば楽勝だと思っているからです。
唯一のG1馬、昨年の1番人気。
強いのは分かっているので、後は復調できるかどうかだけ。
【3列目】
・1番 トウシンマカオ (菅原)
→あくまでもスプリントの馬なんですよね。
1番人気で買いたくないですね。
後、この馬に内枠は厳しいと思います。
揉まれ弱い面があるので、外をのびのび回る競馬が合っていると思います。 この馬が好走する時って、外を回してるときなんですよね。
京阪杯しかり、オーシャンSしかり、ですね。
インを突いて勝っている所は見たことないですね。これが、この馬の弱さでG1で好走できない理由の1つだと思っています。菅原君がうまく乗って馬券内が、この枠だと限界かな?という評価です。
・3番 ソーヴァリアント (モレイラ)
→買いたくないけど、買わないといけない1頭という評価です。モレイラがしっかり調教を付けているし、陣営の勝負気配は高そう。元々は折り合いが不安な馬なので、距離短縮はプラス。
モレイラが乗る+コース替わり内枠、1発回答してもおかしくない。ただ、この馬は最近キレる脚がなくなってきたので、精神面か年齢面かは分かりませんが、全盛期は終わったと思ってます。
なので、距離短縮したとして上積みはないと思います。まぁモレイラなので、泣きながら買わざるを得ないですね。
・6番 プルパレイ (オシェア)
→前走の内容は一番強かったと思います。
京都の高速馬場で、上り32.7を出して上り最速で勝利。これは十分に評価できる1頭だと思っています。ただ連闘策+あまり結果を出していないオシェアに鞍上変更なので人気しないはず。
人気がないなら、紐にまぎれこましておこうかなと思います。
ちなみに、ファルコンSで1400m戦の重賞を勝った戦績はあります。(トウシンマカオに勝ってますね、稍重馬場ですが・・)
・7番 グランデマーレ (津村)
→狙うなら、ここだとは思うんですよね。
2.3走前は1400m戦でどちらも好走。
後にリステッドを勝つサーマルウインドの2着。
勝利したグレイイングリーンは阪神Cでアグリと0.1秒差の4着。戦った相手も申し分ないですね。
1400m巧者の1頭で面白そう。ただ、この馬を強いと思ったことは1度もないです,まぁイン前有利の馬場が向いて3着はありそう、という評価です。
・11番 スズハローム (鮫克)
→1400m戦巧者の1頭ですね。
1400m戦は【3-0-0-1】と好走。まさに京王杯で狙う馬ですね。タイム指数は104と目立ちはしていませんが、メンバー中の近走なら安定しているので、紐に入れたいですね。
ちなみに、この馬には決定的な不安点があります。輸送弱いんですよね・・・
2走前は輸送が原因で大敗。今回も東京への輸送。関西圏なら2列目まで考えましたが、東京なら抑えか消すかぐらいの評価ですね。
・14番 バルサムノート (友一)
→前走は出遅れて、外回したので最後方からなので度外視。浜松Sでは、初の1400m戦で勝利。1200mよりは1400mの方が合う気はしています。左回りの方がいい馬なので、東京1400はプラス。後は外枠ということもあり、出遅れたら終わりなので抑えまで。
【消し】
・5番 クリノガウディ― (松岡)
→休養前から1400mの重賞で馬券内なし。
正直、調子が戻っていても馬券内は厳しいかなと思います。
・8番 アネゴハダ (三浦)
→タイム指数でみたときに近走で100超えてないんですよね。府中の高速馬場では迷わず消しです。
・10番 ロードマックス (吉田豊)
→タイム指数でみたときに近走で100超えてないんですよね。府中の高速馬場では迷わず消しです。
・12番 メイショウチタン (柴田)
→おそらく、この枠だと逃げられないとおもいます。 スプリンターのマカオ、内枠の川田、が主張すると思うので、逃げられないか、逃げれたとしてもマークされる競馬なので展開的に厳しいかなと。
【買い目】
3連複F
1列目:4
2列目:2.9.13.15
3列目:1,2,3,6,7,9,11,13,14,15 (計30点)
馬連BOX
4,13,15 (計3点)