シンザン記念 全頭考察

尊敬する馬券師の方がA〜Cではなく、
A〜Zで全頭診断されているので自分も見習います!
Aは本命、B〜E 2列目、F〜J 3列目、ぐらいの
想定で考えています。

【全頭考察】
アクルクス (P)
→前走の1勝クラスは、勝ち馬のキャッスルレイクと0.8秒差。
 さすがに負けすぎです。
 0.3秒差で先着された4着馬が、次走の万両賞で
 初芝のポットドンナーに負けていることから、
 この馬の逆転はないと思います。
 前走の内容を見ても、距離延長はプラスには働かないですし、
 素直に消しでいいかと。
 
アーリントンロウ (I)
→なぜマイルなのか?と思っている馬です。
 小倉2歳Sの時には、「スプリンターとして期待」とコメントしていたので、
 ここに使う理由が分からないんですよね。
 ファルコンSでいいのに・・・という意見ですね。
 ただ1400m戦でレコード勝利をした馬で 
 ゴール後に余力が残っているようにも見えたので、
 マイルは持つのかな?という気もしています。
 自分の中では、使いたいレースがないから一戦使っておこう!
 というぐらいの感触なのかなと。
 この馬は追い切りの過程が変わっているのも気になります。
 今までは坂路加速ラップで調教をしていたのに、
 今回は一転してウッド追い切り。時計自体は良いので状態面の不安は
 ないのですが、初めて尽くしで未知すぎますね。
 こういう分からない馬は、3列目に抑えておくタイプなので買いはします。

アルテヴェローチェ (C)
→タイム指数はメンバー中101とTOP
JF勝ち馬のアルマヴェローチェが100なので、
G1でも通用する能力があります。
ちなみにサウジRCでタイム指数3桁を出したのは、ダノンプレミアム、サリオス、グランアレグリア、この3頭だけで3頭ともG1馬です。
しかも京都の武豊。軸はこの馬で決まり!
というぐらいの条件です。
強いて不安を上げるなら気性面です。
朝日杯の敗因はこれですね。パドックでチャカついており、
明らかに幼さが目立ちました。
レースが始まっても折り合い専念で位置を取れず。
ポジションが後ろになってしまい、最後だけ伸びるも5着でした。
こういう馬は当日のパドックによりますし、
軸には出来ないですね。馬の能力は高いので、人気も落ちないですし
オッズ妙味はないです。軸に出来るような馬ではないので2列目とかが良いと思います。

ウォーターガーベラ (D)
→新馬戦でビップディジーの2着馬だった馬です。
 ビップディジーは外からスムーズに差し切り勝ち。
 この馬は終始インで詰まっており、何とか馬群を縫ってきて2着。
 一番強い競馬をしました。詰まるロスがありながらも
 ラスト3ハロンは加速ラップを刻んでおり、優秀な競馬でした。
 このビップディジーは阪神JFで2着と牝馬世代上位。
 詰まる不利がありながらも、その馬と0.2秒差ならば重賞でも通用するかと。
 次走の未勝利戦は先行して快勝。
 2走前のファンタジーSは不良馬場で度外視。
 前走のつわぶき賞はロスが多く前壁なので参考外。
 全くレースになっていませんでした。
 それでもアドマイヤズームに勝っているテレサと同じ末脚を使っているので、
 評価はできる内容でした。
 今回は全く人気しないとは思いますが、新馬戦と同舞台で長くいい脚を使うこの馬には、距離延長は歓迎なので穴馬として狙ってみたい1頭です!

オンザムーブ (O)
→メイショウツヨキに力負けしている時点で買いたくはないですね。
 2走前もアドマイヤズームに1秒差以上付けられているので、
 馬の能力も重賞では足りないかと。
 前走は中京のイン前有利が向いての勝ち切りだと思いますし、
 差し有利の今の中京なら展開も向かず厳しいかと。
 
 ジーティーマン (H)
→正直、この馬を買う気はなかったです。
 前走の東スポ杯が全く強くなかったので、消しで考えていました。
 ただ、調教が一番良いと思ったのは、この馬です!!
 これは相手には買わないといけないですね・・・
 自己ベストを更新していますし、余力がありながら加速ラップでした。
 これは前走からの大幅な上積みが見込めます。 
 モーリス産駒なので、気性が悪いところもあり距離短縮はプラスかなと。 
 前走の大敗で人気も出ないでしょうし、調教もいいので抑えては置きます。

カラヴァジェスティ (J)
→前走の新馬戦は出遅れたものの差し有利展開が向いての勝利。
 素直に評価できる内容ではありませんでした。
 ただ多頭数の競馬を経験しているのはプラス。
 ラスト2ハロンは10.9-11.1と時計は優秀でした。
 加速ラップではありませんが、戸崎ジョッキーは勝ちを確信して、
 最後はノーステッキなんですよね。
 なのでちゃんと追っていれば、加速ラップにはなっていたかなと。
 リラエンブレム買うなら、同じ底を見せていない
 この馬も買わないといけないかなと。 
 未知の馬なので相手には入れておきます。
 絞る派の方は消しで良いと思います。

ゴールデンカイト (L)
→ダートを使っている馬で、初の芝挑戦です。
 未知数すぎて怖いですね。 
 クッション値が高ければ即消しするのですが、今のクッション値なら 
 思いの外好走してもおかしくはないんですよね。 
 ただ、この馬戦ってきた相手が弱いんです。
 新馬の1着馬は次走の重賞で人気を背負って8着に大敗。
 新馬の2着馬はまだ勝ち上がってません。
 この馬が勝ち上がった未勝利戦ですが、
 未勝利メンバーはどの馬も勝ち上がっていません。
 シンプルにこの馬は能力足りないと思っていますし、
 そこにルメートル。買わないですね。

タイセイカレント (F)
→サウジRCのタイム指数はアルテヴェローチェと同じ101。JFの勝ち馬がタイム指数100というのを踏まえると、この馬もG1級ですね。
サウジRCは、出遅れが功を奏して控えて脚を溜める競馬。
上がり最速で2着に好走しました。
前走の朝日杯は大外枠で馬がかかってしまい、後方から折り合い専念。
展開が向かず凡走でした。
今回は左回りに変わりますし、今の中京なら控えて差す競馬でも好走できる。
前走の大敗で人気が落ちるなら面白いですね。まぁ落ちないでしょうが・・・
ちなみに状態は良くないですね。調教は原則ラップでした。
G1から間隔が近い出走なので、上積みはないとしても出来落ちの可能性あり。
武豊さんに乗り替わり、ということは折り合いをつけるための
教育騎乗もあるので、重い印は打ちません。

ポットドンナー (K)
→ダートを勝ち上がってきた馬です。
 前走の万両賞は明らかな力負け。
 ヤンキーバローズとの差を考えてもマイネルチケットには勝てないでしょう。
 距離延長も前走を見た感じプラスに働くとは思えません。
 馬の状態面ですが、これまで12秒台を出す坂路加速ラップで
 追い切りをしていた馬ですが、今回は時計が出ていません。 
 おそらく万両賞からの上積みはないでしょう。
 そうなると、この馬を買う要素はないですね。

マイネルチケット (B)
→現状の対抗候補です。
 新馬戦はマスカレードボールの2着に好走。
 マスカレードボールはアイビーSを快勝する素質馬なので、
 その馬の2着ならば負けて強しの競馬でした。
 次走の未勝利戦は上がり最速で快勝。
 2走前のサウジRCは稍重の外差し馬場をインで先行して3着と
 展開が向かない中で好走。
 前走の京王杯は上がり最速を出した馬が1,3着に来る差し展開を
 同じく先行して2着に好走。
 馬の能力は非常に高いです。勝ちきれないにしても
 展開問わず馬券内には来るという抜群の安定感がある馬なので
 軸には最適ですね。調教も自己ベストを更新しており、
 上積みもあるので、サウジRC組には逆転できるかと思われます。
 春に向けて賞金加算が必須な馬なので、ここは勝負ローテですね。
 乗り替わりが多い中、戸崎ジョッキーの継続騎乗もプラスです。
 問題は今の中京の馬場が差し有利に変わっているので、
 今回も展開は向かない可能性はあります。
 展開が向かなくとも馬券内に来れる馬なのですが、
 展開が合わないと思いながら本命にするのは嫌ですね・・・
 また3連複の軸として安心感があるせいで、3連複を中心に買っている自分としては、オッズ妙味が皆無になりそう。
 当てに行くなら、この馬からでもいいと思いますが、オッズ妙味を狙いに行くなら、この馬が展開向かずに飛ぶ方に賭けても面白いかなとは思います。

メイショウツヨキ (M)
→前走のききょうSの内容を見ると重賞では厳しいかなと。
 このレースはイン有利を外から差し切ったスリールミニヨンが強いレースです。
 そのスリールミニョンは阪神JFで5着でした。
 この馬は、1枠1番でスムーズに競馬が出来ました。
 それで4着。シンプルに力負けでした。
 このレースの2、3着馬が次走で通用していないのを見ると 
 この馬も厳しいかなと思ってしまいます。

ラージギャラリー (N)
→デビューから3戦は勝ち切れない競馬が続く。
 4戦目は、開幕イン前有利の中京で逃げ切り勝ち。 
 正直、新馬や未勝利は逃げた方が有利なので、
 こういう勝ち方をした馬を次走で、しかも重賞で買いたくないんですよね。 
 単騎逃げできるにしても、後ろからマイネルチケットに突かれることを
 考えると展開も向かないでしょうし、厳しいかなと思います。

リカントロポ (G)
→新馬戦は出遅れで4着に敗退。
 直線で前が詰まったので、スムーズなら馬券内は来てました。
 次走の未勝利戦は、外差し馬場を1枠1番で終始伸びないインを
 走って3着なので、ここも評価できる内容。
 ここ2戦を踏まえ、スムーズなら勝てるのになー
 と思っている中で、スムーズに競馬が出来たのが前走でした。
 5馬身差の圧勝でした! 馬の能力は高いと思います。
 馬場が荒れている方がいいと思うので、今の中京はマッチするかと。
 乗り替わりが気になりますが、冷静に考えて田口くんより菱田くんの方が
 上手いので鞍上強化です。人気もないし買いたいですね。

リラエンブレム (E)
→正直、よく分からない馬ですね。
 新馬戦の4,5着馬は次走の未勝利を勝ち上がり。 
 新馬戦のレベルは高いと見ていいと思います。
 その新馬戦では、外を回してほぼ馬なりで余裕の勝利。
 全く底を見せていないです。
 ちなみに、この馬が新馬戦で出したタイム指数88は、
 メンバー中トップです。新馬戦で既にアルテミスSクラスの指数を
 出しているので、いきなり重賞で通用してもおかしくない。
 未知数すぎるので相手には買っておきます。

レーヴブリリアント (A)
→現状の本命候補です。
 新馬戦で破った2,4着馬は次走のひいらぎ賞で2,3着と
 新馬戦のメンバーレベルは高いです。
 新馬戦はラスト3ハロンは11.8-11.3-10.9の加速ラップ。
 優秀なレース内容でした。
 前走のベゴニア賞は、イン前有利を後方から上がり最速で4着。
 また1番人気ということもあり、勝負所で外に出すことができず。
 最後の直線は伸びないインをずっと走らせられていました。
 それでも前半400mからラストまで11秒台のラップを持続しており、
 上がり最速を出しているので、馬の能力は非常に高いです。
 また、このベゴニア賞の勝ち時計は前日の2勝クラスより早いです。
 2勝クラスの勝ち時計は1.33.7、レーヴのゴールタイムは1.33.8。
 勝負所で伸びないインを走っていたことを踏まえると、 
 スムーズに走れていれば古馬2勝クラスでも通用する馬ですね。
 この馬はNFの生産馬でデビューから2戦ともルメールが騎乗していました。
 NFとしても素質馬の証として、ルメールを騎乗させていると思います。
 今回は前走の負けとルメールの乗り替わりで人気が落ちるので、
 絶好の狙い目だと思います。
 ルメールは休暇中で、ルメールがいたら継続騎乗していると思いますし、
 中京の松山ジョッキーなら乗り替わりもプラスです。
 先週の開催も松山ジョッキーは中京で5勝も挙げているので、
 とても期待ができますね!
 この馬が想定12番人気?? 買いです!!
 


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