有馬記念 回顧
【レース回顧】
1000m通過地点が1.02.9とSペースで流れる。
このペースで流れれば、当然前が有利になります。
ただラップタイムを見ると、後半1000mのタイムが57.9。
このペースではまずいと思った馬たちが、捲っていったからです。
考察段階で話していたように、スローからのロンスパ戦になりました。
そうなると同じ展開でホープフルを勝ったレガレイラは一番適性レースでした。
展開が向いたのは、4角5番手以内。
後方から捲っていける馬ですね。
逆に中団のインで構えていた馬は、動くに動けない展開になってしまったので
ノーチャンスでした。
特にアーバンシック、ジャスティンパレスは度外視できる内容でした。
【全頭回顧】
1着 レガレイラ
→これまでのレガレイラと大きく変わったこと。
それは先行できたことですね。
考察で書きましたが、前走のエリ女でも中団に位置することができました。
今回はそれが勝因です。
今まで長くいい脚を使うことができるが、道中が後ろすぎて届かない。
ただ、もう先行できる。弱点がなくなりましたね!!
先行した馬が上がり最速を出す。じゃあ誰も勝てません。
距離短縮をすると分かりませんが、クラシックディスタンスの
2000〜2500mなら敵なしだと思います。
悲しいことに剥離骨折が判明してしまったので、
手術が必要になりました。無事に手術の成功を祈ります。
無事に復帰ができれば、どこかを叩いて宝塚記念に出てほしいですね。
流石にドバイは間に合わないでしょうし・・・
VMとかに使ってくると判断に悩ますね。
2着 シャフリヤール
→大外枠から好走。上がり2位の脚を使っているので、
レガレイラとの差は枠順だったかなと。
Cデムーロの神騎乗もあり、道中抜群の手応えで上がってきました。
今回がラストレースでしたが、ダービー馬の貫禄を見せてくれました。
種牡馬として次世代に強い馬を残して欲しいですね。
3着 ダノンデサイル
→逃げましたね💦
今までの教育騎乗を踏まえ、逃げないと思っていたので驚きました🤣
逃げたから展開が向いた!と思われるかもしれませんが、逃げたから展開が向いてないです笑
この日の中山は向かい風が強く、逃げ馬は全滅していました。おそらく逃げ宣言をしていたシャフリヤールが逃げなかったのは、直前のレースでCデムが逃げて負けたからでしょうね🤔
その状況で逃げたのが、この馬です。普通に考えたら、ベラジオに差されてます。それなのに3着に粘れたのはベラジオが弱いからか、この馬が強いか、ですね。自分は後者です。
次はどこを使うのでしょうか。スタミナはある馬なので、春天ですかね?
一度逃げてしまったことで、次走の折り合いは心配ですね。
次走では評価を下げて様子を見たいですね。
4着 ベラジオオペラ
→この馬が1番心配ですね笑
来年厳しいと思いますよ🤣
今回は調教が1番よく見えたのが、この馬でした
デキは今年最高ですね。
展開もデサイルの後ろにつけて、
1番最高のポジションを取ることができました!
それで3着にも来れず。デサイルには力負け。
この競馬で馬券内来れないなら、
能力的には厳しいかな?というのが率直な感想です。来年の大阪杯は?と思いますが、
順調ならメイショウタバルやデシエルトが出走するはず。ペースが流れますね。
今年の大阪杯ほど楽な競馬にはならないでしょう。前哨戦のG2なら能力上位だとしても、
有力馬の集まるG1なら能力負けするのでは?
という感想です。
5着 ジャスティンパレス
→今年は不運でした。ひたすらに妙味だけを溜め続けましたね。
このペースでは後方にいるこの馬にはノーチャンスです。
逆によくこの展開で5着に来れたと思います。
順当に考えれば、今年もドバイに挑戦するとは思うのですが、
相手が強化されますからね。昨年より着順を落とすかも。
この馬を買うためには、Mペースで流れる展開じゃないと
馬券内は厳しいですね。
6着 アーバンシック
→出遅れが全てでした。
本当は取りたい位置を青帽2頭に取られましたね。
ルメールなら道中から捲っていくかなと思いましたが、
菊花賞のダノンになりましたね。
Sペースで馬群が固まる。結果、内枠で包まれる。
こうなったら無理ですね。これは度外視でいいでしょう。
7着 ローシャムパーク
→DMで必ず答えていました。
馬は強い。でもマーカンドですよ!
結果、やっぱりマーカンドでした。
ローシャムパークに重い印を打った方はキレていいですね。
折り合いをずっと欠いてましたね・・・
シュトラウスの件もあるし、折り合い不安な馬にマーカンドはダメですね。
道中は終始、折り合いを欠く。
勝負所で捲って行くところでも後方待機。直線だけの勝負。
届くわけないやん!!
ルメールで買い直しましょう。
8着 スタニングローズ
→この馬もラストランでした。
エリ女は展開が向いた完璧な競馬。
ここは一気の相手強化。さすがに相手が強かったですね。
ただ世代で見ると、牝馬クラシックと古馬G1を取っているので、
素晴らしい実績を残すことができました。
いいお母さんになってもらえれば!
9着 ダノンベルーガ
→上がり最速タイですね。
まぁただ回ってきただけなので、後方で脚を溜めていた分
最後は伸びた。という結果でしょう。評価できる内容ではないですね。
ただ上がり最速を出せたということは、馬の能力は衰えてはいない。
ドゥデュース、イクイノックス、アスクビクターモアがいない今、
世代では上位の1頭になります。
ドバイターフに出ると思うので、そこで買い直し。
そこで凡走だったら、引退させてあげてほしい。という気持ちになりますね。
10着 シュトルーヴェ
→今回も展開が向かず。
ただジャスティンパレスとの差を比べるとG1では力が足りないかなと。
G2なら過剰人気。G1は能力足りない。困った馬ですね。
11着 プログノーシス
→スタートで大出遅れ。この展開では無理でしょう。
中山が合うタイプではないですし、自己条件で買い直しです。
たぶん今年も金鯱賞勝ちます。
12着 ブローザホーン
→ペースが流れないと無理ですね。
元々クッション値が高い馬場では好走していないので、
今の馬場も合わないです。全てが噛み合ってないので、度外視でいいです。
13着 ディープボンド
→流れるペースにならないと無理なので、今回は展開が向かず。
7歳馬なので、よくここまで頑張ってくれたと思います。
G1を勝っていないので、種牡馬になれないのが残園です。
誘導馬として頑張ってほしい。
14着 スターズオンアース
→ここがラストレースでした。
考察段階から、この馬の体調が悪いことは話していました。
4角の手応えを見ると、やはり万全ではなかったですね。
お母さんとして、次の世代に夢を託してほしいです。
15着 ハヤヤッコ
→外枠で前に馬を置けない。Sペースで折り合いを欠く。
その結果、向正面でポジションを上げていくしかなくなってしまいました。
大外に入った時点で、展開が向かないのはわかっていたので、
ここは度外視でいいかと。人気が下がった春天でまた買いたいです。