党内野党が党首

「党内野党の議員が党首になってしまった」という設定の落語、面白い展開になりますね。党首になっても反対ばかりして、結局自分自身に反対してしまうような状況をコミカルに描けそうです。それでは、落語を以下のように書いてみます。

演目:「党内野党の党首」

登場人物:

• 反対議員A(新党首)
• 元党首(前党首)
• 反対議員B
• コメディ議員

本編:

(座布団に座り、扇子を軽く開いて話し始める)

反対議員A(新党首):
「いやー、大変なことになったよ。あれだけ反対ばっかりしてた私が、なんと党首になっちゃったんだよね。まさか自分が党首になるとは思ってなかったよ。」

(少し焦った顔で)

「でもね、党首って大変だね。何か言おうと思うと、自分で自分に反対しちゃうんだよ。」

(扇子を閉じ、前党首の声に変える)

元党首:
「いやぁ、君が党首になるなんて、びっくりだねぇ。だって、君、反対ばっかりしてたじゃないか。」

(少し真面目な顔をして)

反対議員A:
「そうなんですよ。でもね、今となっては自分の提案にすら反対してるんですよ。たとえば、今日は経済対策について考えてみたんですけどね…。」

(急に厳しい声で)

「反対です!」

(自分に向かって反対を言って、慌てた表情)

元党首:
「おいおい、自分の案に反対してどうするんだい?」

反対議員A:
「いや、なんだか反対しないと落ち着かないんですよね。」

(ため息をつきながら)

「それでね、今度は教育改革をしようと考えたんですけど…。」

(また声を変えて、自分に向かって)

反対議員A:
「反対です!」

元党首:
「君、党首になったら、もっとしっかりしないと!」

(ため息をつきながら)

反対議員A:
「分かってますよ。でも、反対しないと私らしくないんです。」

(そこに反対議員Bが登場)

反対議員B:
「おお、党首になったんですね。おめでとうございます!でも、私は反対です!」

反対議員A:
「反対されるのは慣れてるけど、なんで反対なんだい?」

反対議員B:
「あなたが党首だと、私が反対する役割がないじゃないですか!困りますよ。」

(困った顔で)

反対議員A:
「そうか、君も反対がしたいのか。じゃあ、一緒に反対するか。」

(お互いに向かい合い、同時に)

反対議員A & 反対議員B:
「反対です!」

(呆れた顔で)

元党首:
「結局、何も決まらないじゃないか。」

(そこにコメディ議員が現れる)

コメディ議員:
「おやおや、何やら楽しそうなことをしてますね。ところで、私は提案があります!」

反対議員A:
「ほう、聞いてやろう。なんだい?」

(期待する顔で)

コメディ議員:
「全員でハワイに行きましょう!波の音を聞きながら政策を考えれば、きっといいアイデアが浮かびますよ。」

(反対議員AとBが一斉に)

反対議員A & 反対議員B:
「反対です!」

コメディ議員:
「えー、それは反対されちゃうんですか?」

(お互い顔を見合わせ、最後に一斉に)

全員:
「まとまるわけないよな!」

(落ち)

オチのポイント:

党内で「反対ばかりする議員」が党首になってしまい、今度は自分自身にまで反対してしまうという状況をユーモラスに描きました。他の議員たちも「反対すること」に取り憑かれており、結局誰も前に進めない、というコミカルな展開です。

この落語で笑いを取れるといいですね!もしアレンジや追加があれば教えてください。

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