[読書録]HIIT 体脂肪が落ちる最強トレーニング(岡田隆 著)
大胸筋が歩いてる
「睡眠」「食事法」ときて、今回は「運動」についての本を読みました。
初めの一言は、バズーカ岡田として動画配信される際の自己紹介です。
本書は、日体大の岡田先生がHIITというメソッドを使った筋トレ法を教えてくれる本です。
HIITというメソッドは筋力アップはもちろん、心肺機能の向上もできます。また、短時間(最短4分)ででき、特別な器具も必要ないので、忙しくてジムに通えない人や30分も1時間もウォーキングできない人におすすめです。
本書の大まかな流れ
前半:HIITについての効果の説明
後半:トレーニングの動きを写真で説明
20代から基礎代謝が落ちる
30代以上の日本人男性は、3人に1人がBMI 25以上の肥満だそうです。
基礎代謝量は20歳をピークに低下していくため、意識して基礎代謝量を維持する必要があります。
しかし、社会人になって忙しく働いていたり、デスクワークで運動量が減り、基礎代謝量が落ちてしまっている人が多くなります。
体重を減らすために食事制限をする人がいますが、食事制限では一緒に筋肉量も減ってしまうため、基礎代謝量が落ちて、太りやすくなってしまいます。
基礎代謝が落ちるリスク
基礎代謝が落ちるのを放置していると、健康リスクが高まります。
・肥満
・脂質異常症
・糖尿病
・動脈硬化
・高血圧 など
そこで、基礎代謝の維持・向上するため、本書で紹介されているHIITというメソッドを紹介されています。
HIITとは
そこで、本書ではHIITというメソッドを紹介しています。
HIITを調べると2種類出てきます。
・High Intensity Intermittet Training
→1996年に論文が発表されており、「TABATA PROTCOL」として、世界に知られているトレーニング法です。
これは、プロのアスリートなどのトレーニングに用いられるような高強度のトレーニング法です。
・High Intensity Interval Training (本書はこちらの内容です)
→「TABATA PROTCOL」をアレンジして広まった中強度のトレーニング法です(強度は体力に合わせて調整できます)。
HIITのメリット
メリット
・1セット、4分という短い時間でできること
・10秒の休みにより酸素を取り込むことで、筋力アップだけでなく、心肺機能アップもできる
・筋力効果により成長ホルモンや脂肪分解ホルモンの分泌とミトコンドリアの増加
・有酸素効果により血流増加、毛細血管増加→酸素の運搬量増加
HIIT の流れ
HIITの30~60分前に炭水化物(エネルギー)を摂取し以下の流れを実施
・1セット=20秒動き、10秒休みを8回(4分)を1~3セット
・1日おきか2日おき、少なくとも週に2回
本書では強度の違う様々な動きを紹介してくれていますので、本書にて確認してみてください。
一部紹介すると、スパイダーウォーク、スライドスクワット、サイドランジプロペラ、ランジツイスト、カーヴィクランチなど
最後に
1年くらいアブローラーを使って筋トレをしています。ただ、自己流でやっているだけなので、HIITのメソッドを取り入れてみようかと思います。
ただし、アブローラー自体の強度がかなり高いと思うので、最初は別の動きからやってみようと思います。
試しでスクワットをやってみました。
1セット = 10回/20秒-10秒休み x 8回 (4分) を2セット
軽く息が上がるくらいの強度だったので、私にはちょうどいい感じかもしれません。週2~3回続けて、回数やセット数を多くこなせるか試してみようと思います。
「睡眠」「食事」「運動」を意識して健康を維持したいですね。
興味持たれましたら、本書を見てみてください。