[読書録]未来の働き方を考えよう(ちきりん 著)
いつまでこのまま働くつもり?
みなさんはいつまで働き続けようと思っていますか?
仕事が好きでできるだけ長く働きたい人、早くに引退したい人、考えてもいない人、様々だと思います。一般企業のサラリーマンの場合、定年が60歳でしたが、65歳までの延長ということも増えてきました。
今の若い人は70歳が定年になるかもしれません。
それは、年金という単なる財政問題により支給開始年齢を上げたいからであると著者は言っています。
就業期間が、国にコントロールされる状況では、いい学校を出て、いい会社に入って一生その会社務める、いわゆる昭和的な価値観とは違う考え方に移行する必要があるのだと思います。
本書では、長くなる就業期間をどう生き抜けばいいのか、著者がいろいろなパターンの生き方を提案してくれています。
・惜しげもなく大企業を辞める若者
・ミニマムに暮らすという選択
・40代で働き方を選びなおす など
2015年出版の本ですが、今でも参考になる部分があります。
最近ではAI が話題になっていますが、これからは、働き方という今の延長線上の仕事だけでなく、なくなる仕事や新しく生まれる仕事が出て来るなど仕事自体が大きく変わる時代になると思います。
変化のスピードが速い時代だから、本を読んでいろいろな考えて方をインプットをしてみてはどうでしょうか。