新生児を見て
私は今日、兄の家にいる姪に会いに行った。生まれてまだ一週間の小さな新生児の女の子である。
私にとって新生児を間近に見る経験はは初めだった。初めて見る赤子は生きていくにはあまりに小さく、無力な存在だった。体の長さなんてりんご4つ分しかないのだ。儚いという言葉は彼女のためにあるのだろうと思えた。
儚いねと兄に伝えると、兄からはミルクは吐くけどねと教えられた。
彼女は自分1人では生きられない存在であり、私にとってそれは儚い命というべき存在だった。
兄夫婦の手を借りなければ死んでしまう彼女を見て、今の私は手をかけてくれる父や母がいたからこそ生きているのだと実感を持って理解した。
父や母への感謝は今までも持っていた。しかし小さな彼女を見た後と前ではその感謝は、全く別の質量をもっている。私は今日まで知らなかったことだが、私の父と母は私の命の恩人だったようだ。
成長していくごとに私は彼女を通して自分の人生を客観的に振り返ることになるのだろう。これからも彼女の成長を通して他者への感謝の気持ちに気付いていきたい。
何はともあれ姪っ子って可愛いよね😍
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