1、社長のちゃぶ台返し やる気のある社員とリーダーが必死になって作った企画を、やっとの思いで完成させた直後、社長が独断で企画変更するというのはよく聞く話である。 それがセンスの良い判断だったとしたら、社員も納得がいくのだが、 いわゆる企業をここまで生き延びさせてきたと言う根拠のない自信による「感」で決めるパータンの時は本当にたまったもんではない。 それをやって良いのは、最終的にみんなが納得できる結果を生むカリスマ経営者だけだ。 社長の「感」をなめてはいけない。 と言う意
1、豚に感動した。 バリバリの工学部だった私が、ひょんな流れで工学部とは全く関係ない中小零細企業に就職し、会計業務にも携わることになった。 だが、もちろん会計を専門的に学んできたわけではない私は全くの会計素人。それでも毎月の帳簿入力と税理士さんとのミーティングを10年ほど続け、独学で会計の本を読み漁り、会社のお金についてだいたいは理解してきたつもりであった。 しかし、「じゃあ会計について詳しく説明して」と言われると、人の腑に落とせるほど、会計について自分が理解しきれていな
年間売上10億円を超えるには、会社の組織化が必要と言われている。特に社長のワンマン経営で伸びてきた会社が、ある程度の従業員数や会社の規模を迎えた際に、トップの目や声が届きにくくなり、売上が停滞する場合がある。 社長にもよるが、だいたい従業員が40~50名くらいになってくると、もう個々が何をやっているか細かく把握できなくなる。 私もこのタイミングで組織化に踏み切ったのだが、そこで大失敗したという話。 1、組織化(分業化)の落とし穴組織化を進めるということは、分業化を進めると