
3日後に知り合いに緑茶の飲み比べをする~静岡のお茶、そしてインドの緑茶?~
今日は珍しく早起きできた、はんかちです。
本日12/5。
あれ、12/7が本番なので、本日と当日を含めれば3日。
しかし、当日を除けばあと2日。
だんだんこんがらがってきたので、今日は2投稿して当日を含めないカウントへ修正しちゃいます!!
そして、当日を含めて数えるとついついゆったりしちゃい、本番が近づくにつれて焦ること幾度目かと、後悔も修正できたらいいなと思います。
今日は残りの緑茶3種、和紅茶1種を記事を2回に分けて勉強していきます!そのため、1投稿の記事量が倍増しています。ご了承ください。
お茶って品種があるの?どうやって決まるの?
お茶はすべてチャノキからできます。主に中国種は緑茶や中国茶、アッサム種は紅茶へ。しかし、どうやって違いを生み出しているのでしょうか。
緑茶の品種の生まれ方を調べてみました。


「品種」を学ぶと日本茶がもっと楽しくなる!京都府茶業研究所が徹底解説から引用
在来実生とは、お茶の種を土に撒いて育成する方法です。種から育てると同じ植物でも葉の形状や味わいが異なります。人間の兄弟の顔が一緒ではないのと同じです。また、種から摘採できるまでに約5年ほどかかります。
それに対して品種は、すぐれた品質の茶木の一番茶を摘まずに育てて枝を切り、それを土に植えて育成します。挿し木はいわばクローン。そのため、すぐれた品質のお茶の木と同じ品質を保証することができます。また約9ヵ月ほどで苗になります。
「品種育成が始まった頃は、在来実生種の中から優良なお茶を選んで増やしていましたが、今は品種同士を掛け合せて育てることが主流になりました」
掛け合せは、すぐれた品種の交配によって行ないます。母となる品種の花の蕾(つぼみ)をメシベだけにし、そこに父となる品種の花粉をつけて袋にいれ受粉させます。こうして誕生した種を育てて新しい品種が生まれます。
「品種」を学ぶと日本茶がもっと楽しくなる!京都府茶業研究所が徹底解説から引用
サクランボみたいに、紅秀峰の花粉を使って佐藤錦の花に受粉するんですね。ただ、サクランボだとそのまま佐藤錦の花は佐藤錦の実になるのですが、茶は新しい品種になっていくんですね。
余談ですが、サクランボと洋梨生産している果樹園のバイトで学びました。
サクランボは、例えば紅秀峰の花と花粉では実をつけることができないという自家不和合性という性質がもともとあるそうです。
「香駿」は静岡の品種

さて、皆さんへお届けする「香駿(こうしゅん)」
何よりも、品種の名前にもなっているその個性的な香りを体験していただきたいお茶です。
ハーブ、蘭の花、シナモン、柏の葉など、感じ方や表現方法は異なれど、爽やかな、そして華やかな甘い香りが最大の特徴です。
力強くはないものの、口に含むとゆっくりと広がる繊細な香り。
「この香りは何に似てるだろう?」とその印象を探しながら楽しむのもおすすめです。
さらにもうひとつ、今回の「香駿」の忘れてはならない個性は、存在感のある自然由来の渋みです。
<プロダクトについて>から引用
緑茶なのに、緑茶っぽくない香りをまとうという面白いお茶なんですね。
紅茶にもなる品種なので、知らずに香駿の和紅茶を飲んだら海外の紅茶かと思うかもしれませんね。
ボトルティーというのもあり、すでに茶葉から抽出したものを売っているところもありました。

茶袋を開封し、香りを確認すれば柔らかなシナモンのような香りがありました。シナモンと聞くと、強い香りなのでは?って思っていたのですが、
優しく控えめな香りでした。
味は、さらっとしたうま味で昨日紹介した玉緑茶とは真反対の位置にいると思います。渋味もありますが、さらっとしていて飲みやすいです。
昔から渋みのある煎茶を飲んでいる自分は渋味耐性があるので、もしかしたら「渋い!」って驚く方もいるかもしれません。
それは当日のお楽しみにしようと思います!
静岡にいったら飲んでみて!
静岡生まれの品種ですし、是非静岡に立ち寄ったときには味わっていただけたらと思います。
その土地じゃないと味わえないものを旅行で味わいたいと思っているけど、何がおすすめなの?って言われたら、「香駿」って言ってみたいです。
一応自分用で静岡で飲めそうなところを下調べしました(笑)
先ほど、noteで紹介された茶農家さんが実際にカフェを出しているそうです。
20品種を超えるシングル浅蒸し煎茶を愉しめる茶農家カフェ▽
お茶を飲むだけで産地を当ててしまう達人がいる、茶の飲み放題があるお茶専門店。ここはブレンド茶を飲み比べできるそうです!香駿あるかな?▽
インドの緑茶???
1品種1投稿になってしまいそうな量になってしまいました。
あかんΣ(・□・;)
気を引き締めて、次の緑茶へ。
渋味つながりで「印雑131」を勉強したいと思います。
桜餅のような、ブドウのような味わい
印雑とは、インドから持ち帰ったお茶を由来とした品種の総称で、アッサム種といわれるお茶の系統になります。
紅茶のように渋味が強く、香りもしっかりと出ます。日本でも紅茶を生産しており、その名残がこのお茶になりました。「印雑131」は桜のような華やかな香りとずっしりとした渋みに特徴があります。煎を重ねると、花がほころぶように、お茶の香りが華やかに変化します。渋みが強いお茶ですが、香りもしっかりとあります。渋みをコントロールして淹れてやることで、お好みにあわせた味わいを楽しめます。
実は前に飲んでみて、その感想を載せた記事があるので今回は本番で再度味わいたいと思います。
海外にある緑茶は日本と違う!?
TEA BOOK: 完璧な一杯を淹れるためのテクニックを紹介-世界のお茶・基礎知識・文化・ブレンド・レシピ ペーパーバック – 2016/9/5
Linda Gaylard (著), 磯淵 猛 (監修)
上記の本が図書館にあり以前読んでいて、緑茶は「ガンパウダー」と知りました。茶葉や特徴は知らず、日本の緑茶と一緒かと思って読んでいました。今回記事のためにと調べてみたら、日本の緑茶とは違いました。

上記以外海外で緑茶と検索しても出てこず。
中国茶の緑茶があるんですね。
飲んだことがないのですが、こちらは北海道にある中国茶専門店さんのサイトだったので、興味のある方は北海道へ(笑)
今回は好まれる香り&渋味特集になった(笑)
今回の記事を通して、香りや渋味がまろやかな「香駿」を飲んでから、「印雑131」を飲んだほうがいいことがわかったのでよかったです。
逆だと、「香駿」の特徴を消してしまうので。
淹れる順番も大切だなって思いました。
はんかちのステータス
茶の知識レベル2→知識レベル5
会話の広がりレベル4→広がりレベル5
へレベルアップしました。