見出し画像

「分からない」だから読書会に参加する

「分からない」とは言えない。

分からない・・・
理解できない・・・
???・・・
発言するからには、「正解」を。
日本の教育のたまもの?なのか・・・私の中には強く刻まれている。

分からないがどんどん積み重なり、学生時代、授業にはどんどん置いていかれていった。そもそも「ここが分からない!」ということが分かっていなかったけど・・・

大人になってもこの考え方から抜けきれていない。
セミナーに参加した時に「チャット欄にコメント書いてくださいね」と司会の方が言ってくれるが、「間違ったことを発してはいけない」と勝手にハードルを高く感じたりもする。
(最近では少しは改善されて書き込みができるようになってきた!)

読書会に参加してみたい!

そんな私がなぜか、slackで読書会開催案内を見た時、
「読書会に参加してみたい!」と思った。
でも初めは、参加しない理由をあげていた。
読書の習慣がないしな、頭悪いし、議論とかできないし、そもそも知識がないし、自分の意見なんかないし、などなど。
参加を渋っているとSlackで「難しい議論はできないけど、一緒に読みましょう」「経営知識はないけど楽しく参加させてもらっている」といったコメントに背中を押してもらってZOOMのURLを押した。

新たな気づき

議論予定の章をギリギリ読み終えることはできても、
悲しいことに結局内容はよく分からず、自分の中に落とし込むことは全くできなかった。「発言なんてできないかも、どうしよう。」と。

でも、他の人の感想を聞いたり、いろんな例え話を話してもらったりすることで、「そんな風に考えたらいいのか!」と納得できる箇所が出てくることに気づいた。
また、その意見に対して、さらに意見が出てきて色んな考えや新たな視点が追加されていく。「なるほどー!」と。
「目利きができるように」「鳥の目をもつように」といった文章を「ふーん。なるほどね。」と読んだ気になるタイプ。「自分事に落とし込んだらどうなのか」といった具体的な話が他の人から出てきた時がめちゃくちゃチャンス!「そんな風に生活や仕事に落とし込むのか!」とより、理論が自分事に近づく瞬間がある。

そして、自分が話す順番が回ってくる。
「一人で読んだ時はよく分からなかったけど、〇〇さんの話を聞いて腹落ちできた」「議論にあった、この部分が分からなかった」と伝えると、超基礎的な単語の説明までしていただいたり、「この前の章を読むと分かりやすいよ」と教えてもらえたり。

「分からない」「理解できなかった」と伝えても大丈夫。
学生時代からこのことに気づいていたら、もう少し賢かったのではないか!?と思うほど!笑

よく分からないからこそ、読書会に参加する。
人の意見から内容を読み込むことができる。
(つくづく、同じ文章を読んでここまで理解レベルが違うのか・・・と他の参加者のみなさんの頭の良さに尊敬しながら、ちゃっかり恩恵を受ける笑)


一人では「分からない」「理解できない」けど、誰かの話から何か見えてくる!

私の中での新たな気づき!
と言っても、まだ数回の参加(笑)
継続して参加できるように。
とりあえず読んでから読書会に参加できるように。

朝から充実した機会があることに、ただただ感謝。

#読書会
#子連れMBA
#朝活
#気づき
#成長記録4

いいなと思ったら応援しよう!