大学生デビュー
ジャンプ漫画化目指してます。
「我は夢を見ている。」 「そう。あなたは夢を見ています。ここは夢の中。夢の世界では現実の世界のあなたのスペックも影響されてきます。この夢の世界は万物の万物に対する闘争状態の世界です。故にあなた自身の身はあなた自身で護ってください。そしてあなたのBIG5を紹介します。これは10段階であなたのスペックを厳密に分析したものですげ。 」そう、電子音声が告げる。 E(外向性)2/10 A(協調性)3/10 C(誠実性)5/10 N(神経症傾向)9/10 O(開放性)7/10 「EとAす
雨。 意図的に置かれたその石に向かって今日も祈る……。 父が好きだったマイルドセブンはもうない。 傘を顎と肩で挟み、ポッケからライターとその煙草を取り出し、火をつける。 目線は無意味にその石に向き、何も考えず、雑味の無い時間を少しすごす。 その無意味な石に手を合わせる自分を俯瞰し、何か趣深さを感じ、それに浸る。 煙草の長さが半分になると、いつも通り、香炉に残った半分をおもむろに置く。 「半分やるよ。」 目を落とし、少し
何者 そして僕は世界となった。どくん。どくん。(なにかの音) 世界 世界は狭かった。命が12しか無かった。その命の全てに、手と足が4本ずつあった。 僕はたまたま二足歩行で生まれた。声もでて、耳も聞こえて、味もして、世界と触れ合えていた。 みんなで助け合って生きていた。自分の体の一部を
多くは語りません。 作者はこの世界の人間ではありません。