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書く習慣 Day10 自分の好きなところ


「自分の好きなところはどこですか?」

誰でもこの質問に即答できるものなのでしょうか?
私は自分のことが嫌いです。今まで生きてきて、自分を好きだと思ったことは一度もありません。

10代のころは鏡に映る自分の姿を見るのも嫌なくらい自分が大嫌いでした。そんな筋金入りの自分嫌いにとって、今回のテーマは非常に悩ましい。

「自分の好きなところなんて何ひとつない!」と言いたいところですが、せっかくだから、ちょっと考えてみました。

以前受けたコーチングプログラムで、
「自分のすてきだと思うところ」を書きだすワークをやったのでそれを見直してみました。
人から言われたことがあるのは

・爪の形が整ってる
・髪の毛がキレイ
・観察力がある
・分析力がある
・気遣いができる

一応私にも良いところはあるようですが、「好き」ではありません。基本的に自分嫌いなので、褒められても受け取ることができず拒否してしまいます。素直じゃない卑屈な私。
そんな自分がますます嫌になる。

「自分のことが好きだ」とハッキリ言える人がうらやましい。
私のいる世界とはまったく別の世界を生きているような気がします。
自分のことが好きな人はきっと生きるのが楽だろうなぁ、と思います。

漠然と感じていた生きづらさを解消したくて、何年も心のことを学んできましたが、思考と感情は別もの。心の仕組みを知ったからといって、自分を好きになることはできません。

「人は長所で尊敬され、短所で愛される」
というひすいこたろうさんの言葉があります。
完璧な人間なんていないし、
長所と短所、両方あわせて自分自身なのに
心のどこかで理想とする自分、
非の打ちどころのない自分を求めているのかもしれません。

自分嫌いがデフォルトの私でも、いつか自分の好きなところをスラスラと言えるようになる日がくるのでしょうか?
まずは自分のことが嫌いな自分を責めたり、
否定したりするのをやめてみようと思います。

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