メロンを作るほど味落ちする!?

えーっと思いますがこれあるんです。メロンのあの複雑な味には多様な成分が含まれているわけですが、それらが一作によって土からドバッとなくなるんです。

2作、3作もすれば無味状態に、、、。なので糖度重視の品種が重んじられるのもわかります。

昔は味落ちをふせぐために山の土を持ってきて入れ替えをしたそうです。メロンの単価が高かった時代ですね。

味落ちをどう防ぐか。それは吸いまくってなくなったすべてのミネラルを必要な時にプレゼントしてあげることです。これに気づくのに3年かかりました。

私の仮説ですが、海の生き物は海水に溶け込んだミネラルを自然ととりこむのですが地上へ上がった生き物はそうはいかない。つまり摂取する必要があるわけですね。

田んぼなら川という山土のめぐみをうけれますが、畑はなくなる一方なんですね。メロンはその吸収量が半端ない。あ、古田メロンは特にと体感します。

海で誕生した生命。メロンも人間も、そこは外せんのです。

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