退職時にパワハラを訴え、裁判無しで130万慰謝料もらった話

仕事辞めたい。
毎日そう思っていた。

隣の席の女上司が、やたらヒストリックで、毎日気分が変わり、ひどい時にはファイルを投げられ、私が作ったコーヒーを捨てられた。
私はお茶代係をさせられていたのだが、1カ月500円を彼女だけ払うのをいつも嫌がった。
「どうせあなたが無駄づかいしてるんでしょ‼️」と言いながら。私は、前の担当だった先輩に倣って、必要最小限しか購入してないし、あちこち一番安い販売所を渡り合って購入しているのに、理不尽すぎる。
他の上司のミスは、全部私のせいになった。影で、またあの子がミスしたんじゃない？っと聞こえるように言ってくる。
いつも我慢して聞いていたけど、言い返してみたこともあった。「それは私ではありません。」そしたら、「じゃ誰よ？人のせいにすんじゃないわよ。」
彼女は、いつもヒステリックな普通の人の5倍ぐらいの音声で話すので、他の部署の人達は、怒鳴り声がうるさくて、夏でもドアを閉め切っていた。
私に味方してくれる男の上司もいたが、余計、彼女の逆鱗に触れただけだった。「男どもが、あいつを甘やかすから、私が厳しくしないとな。」と。
そんな毎日が続き、３年頑張った。その間にも、他の子達があの女上司に耐えられなくて、辞めていった。

私は、昔から肌が弱かったが、段々とあちこちに湿疹ができ始め、仕事中も頭が回らなくなってきた。夜も全く眠れなくなっていたのだ。毎朝起きると憂鬱で、いつの間にか涙が頬を伝っていることがよくあった。
頭痛が毎日する。

私も辞めよう、とそう思った。
一番上の上司に退職届けを持っていった。
すると、上司が「退職したいのは、分かった。でも、体調が悪いなら休職にしたら？少しの間お金が出るし、その期間が終わったら、退職したらいいよ。」
私は、休職を全く考えていなかったので、「確かにそうだな。」と思って、休職することにした。

今なら言えるけど、パワハラをされたら今すぐに退職したい気持ちは分かる。でも、絶対、下に書いたような対応をすべきだ。人生、損する。退職したいと思っている人は絶対読んで欲しい。ここだけにしか書かない。きっと誰も教えてくれない。