ほとんどの人が知らない、しめ縄の話
どうもすいです^^
今回はしめ縄についてお話します。
まず、、、
しめ縄のことって
どれだけ知っていますか?
おそらく
「神社にあるあれでしょ」
「鳥居によくついてるよね」
「なわw」
みたいな感じが一般的かなとおもいます。
が!!
ふかぁ~い意味があるのです^^
まず起源は『古事記』の
天の岩戸の話しで
【尻久米縄】しりくめなわ
という言葉がでてきます。
これが起源とされています。
ここでは岩から出てきた
天照さんが
二度と隠れないように
するため、
通せんぼの為に使いました。
要は境界線を引いたわけです。
ですから神社の入り口や
鳥居にしめ縄を引いて
「聖」と「俗」を分けているわけです。
実際【尻久米縄】が何で出来ていたか
分かりませんが
現在は「稲わら」を使っています。
「稲わら」をつかう意味は
「五穀豊穣」を表しています。
一般的にしめ縄は
何か所か垂れているところがあり
「紙垂」と呼ばれる紙をつけています
太い所が「雲」
垂れているところが「雨」
紙が「雷」
で
基本的に五穀豊穣は米作りを指すので
・水の恩恵に感謝すること
・「雷」という字にあるように田んぼは雨が必要
・「稲妻」とあるように稲の栄養分は「雷」から頂く
要はすべて今年も米が豊作になりますように
と
しめ縄をこしらえています。
しかし有名な神社でしめ縄をしていないところがあります
さぁどこでしょう^^?
正解は~
「伊勢の神宮」です!!
神宮はしめ縄をしていない代わりに
「榊」サカキ
を鳥居の両側へしています。
これは
「榊」が「境の木」だという語源に由来しています
境界線を引くための「榊」だということです。
でも
しめ縄の様に五穀豊穣を表すこともしています。
それは「神嘗祭」というお祭りの時
束ねた稲わらを
ずらーっと垣に掛けて
新米をささげ感謝するというものです。
ここではその稲わらのことを
「懸け税」かけちから
といいます。
神宮は
古い形式で
古い意味合いをもって行事をしているので。
僕としては神宮が元で
現在のしめ縄の意義があり、
「尻久米縄」については別の形じゃなかったのかな~
なんておもってます^^
そんなこんなでしめ縄のはなしでした
ではでは!
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