214.みんなそうでしょ、「せめぎあい」でしょ
自分で選んだ道だよ。
幸せだよ。
そこに嘘はない。
でも、ときどき、疲れてしまって
嫌になるときがある。
せっかく掴み取ることのできた幸せを
手放したくなる瞬間がある。
そして、そんな自分が嫌になったりする。
それをキャリアカウンセラーの人に話したら、
と言ってくれた。
私の中で
「子育てをしたい」という気持と
「自分のこともしたい」という気持が
せめぎあっていることに気がついた。
そして、
口にしないだけで、
態度に表さないだけで、
みんなそうなのかもしれない。
心の中では「せめぎあい」が起きているのかもしれない。
そう思ったら、ふっと楽になった。
こういうとき、大好きな本(星の王子さま)や大好きな歌(いのちの歌)に
出てくるフレーズが心に突き刺さる。
毎日、小さな選択の連続だ。
小さな「せめぎあい」の連続だ。
子育てをしていると、
「自分がしたいこと」と「子どものためにすべきこと」を
常にてんびんにかけているような気がする。
常に自分の中で「せめぎあい」が起きているような気がする。
たとえば、
1歳の長男が泣きだした。
でも、トイレに行きたい。
いますぐ抱っこしてあげたいけど、
ちょっとだけ待っていてほしい、と思う。
「抱っこしてあげたい」気持と
「トイレに行きたい」気持がせめぎあう。
自分を優先して、ちょっとだけ待ってもらう時もあれば、
抱っこしながら、トイレに行くときもある。
もちろん、その場に子どもを見てくれる人がいる場合は、
その人に子どもをお願いして
トイレに行くのだが・・
いずれにせよ、子どものことを大切にしたいからこそ
「まず先に自分の心を満たす」ことは大切な気がしている。
極端な例だが、トイレを我慢しながらでは
いくら子どものことが大切だと思っていても
ちゃんと大切にはしてあげられないと思うから。
この点については、noteでいただいた気づきが支えになっています。
「まず自分を大切にしてあげてもいいんだよ」と。
最後に
子どものことも大切。
でも、自分も大切。
その両方を大事にできる生き方をしたいんだなと
記事を書きながら改めて気づきました。
子どもを大切にするためには、
まず自分を大切にすることが必要だと感じるから、
自分が幸せでないと、
子どもを幸せにできないと思うから、
「ちょこっとでも」まず自分の心を満たしてあげてから、
「すぐに」子どもの望みにこたえる。
頼れる人には遠慮せずに頼る。
そんな風にしていきたいと思っています。
でも、それでも、気持が「せめぎ合う」ことはあると思います。
そんなときは「みんなそうでしょ せめぎあいでしょ」
という言葉を思い出したいです。