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449.「忘れたくないから書く」でもいい


言葉にできなくても、思いをせいいっぱい伝えてくれる

まだ二語文が出てこない2歳長男。
心配ではあるのですが、

言葉にできないだけで、
伝えたいことはいっぱいある
のだと
いつも感じています。

少しの言葉と仕草と表情で、
せいいっぱい伝えたいことを
伝えようとしています。

そして、

伝えたいことが伝わらない時は
機嫌が悪くなり、怒ることもありますが、

伝えたいことが伝わった時は
満足そうな顔をします。

理解してあげるのが大変ですが、
長男の満足そうな顔を見るたびに
こちらも幸せな気持ちになります。



たとえば、最近、
特に多いのは、この場面。

私のことを「ママ」「ママ」とだけ
何度も呼んでくる時のこと。

「抱っこ」は言えるようになったので、

「抱っこ」して欲しいわけじゃないことは
わかっていたんですが、

では、長男は私にどうしてほしいのか。
なんとなく応えてはいたけど、
確信が持てずにいました。


でも、昨日、ようやく気づいたんです。


「うん、ママだよ。
大好きやでね」

と、私が目を見ながら
しっかりと返事をして
愛を伝えると、

満足して、
私のもとを去っていく。

この時、思わず愛おしくなって、
私が無理に抱っこしようとすると
嫌がる。


これが何度もあったことで
昨日、ようやく確信を抱きました。


長男は、
ただただ愛を確認して
安心したいときに
「ママ」と何度も言ってくれるのだ
と。

ママと繰り返し呼ぶ2歳の長男に、返事と愛を伝えると、満足して去っていく。何度もこういうことがあったので、長男が私に何を求めているのか、わかりました。


分かろうとした結果、満足してくれたこと


確信とか言ってみたけど、
あくまで私の推測です・・・・

もしかしたら違うかもしれません。
でも、大事なのはそこじゃない。

大事なのは、

言葉にならなくても伝えたいことがあって、
必死に伝えようとしている気持ちを
理解してあげること

だと思っています。

私自身、子どもの時、
大人が自分の話を分かろうとしてくれるだけで
とっても嬉しかったからです。

そして、
私の推測が合ってるかは別として、
私が長男の
言葉にできない気持ちを理解しようとした結果、
長男が満足そうな顔をしてくれた。


その事実が
とっても嬉しくて、

些細な出来事だけど、
どうしても忘れたくなくて、

この記事を書くことにしました。


「忘れたくない」から書く

実家に帰るたびに、
私のまだ小さい子どもたちが
わがままを言っている姿を見て
私の父が言うんです。

「こりゃ、大変だなぁ」

でも、私だって、そんな時あったでしょう。

自分が何でも言うことの聞く
いい子だったとは
とても思えず、

思わず、

「私だって、そんな時あったでしょ?
パパだって、大変だったでしょう」

と尋ねるのですが、

いつも父はこう言うのです。

「そうだったかな、覚えていないなぁ」

私だって、いつか忘れてしまうのかもしれません。

そして、それは幸せなことでもあります。
大変だったことまで全部、覚えていたら、
とても生きていけないから。

でも、子育てをしていて、
「忘れたくない」と思うことが増えました。

多分それは、

幸せだけど大変
大変だけど幸せ

そんな今を
愛おしく思うからです。

私は忘れっぽくて、
何気ない瞬間ほど忘れがちです。

でも、この何気ない喜びの瞬間こそが
自分の宝物になっていると感じます。

「あんなことあったな」って
思い出せるだけで、
喜びや力が湧きだしてくるんです。

だから、この何気ない瞬間を
忘れないように書き残したいです。

そして、
おばあさんになった時、

宝箱を見返すようにして
楽しみたいです。


また、
おばあさんになっても、

幸せだけど大変
大変だけど幸せ

その渦中にいる人の
喜びや苦しみを
共有できる人でいたいと
思っています。



だから、これからも

忘れたくない愛おしい
何気ない瞬間を

「書きたい」という思いが
ほかほかのうちに、書いていきます!


最後に

「忘れたくない」という思いだけで
記事を書いていいのか?と

ふと思ったりしたのですが、
(もちろん、いいのですが)

今回、書いてみたことで
改めて、

忘れたくないことを書くことで、

今の自分がより幸せになれるし、
未来の自分へのプレゼントにもなる。


と実感できたので、

「みなさまも是非」
と勝手におススメして
記事を終わります。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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あすず✍️発信を楽しめる自分になるコーチ
サポートをいただくたびに、クリエイターの一人として、 とても大きな幸せと励みをいただいています☺️✨