【ウイスキー】武川蒸留酒販売おすすめスコッチウイスキー5選【〜¥5,000】
武川蒸留酒販売とは
武川蒸留酒販売というのはウイスキーを中心に取り扱う通販サイトです。
正直なところ、他の追随を許さない優良サイトと言っても過言ではありません。
以下に武川蒸留酒販売が如何に良い通販サイトかを箇条書きでまとめました。
そんな優良サイトですから私も良く利用します。
そこでこれまでの購入履歴から、武川蒸留酒販売内で特にこれはおすすめしたいと思ったスコッチウイスキーを5つ紹介いたします。
高額なウイスキーは在庫も少なく、人気どころであればすぐ売り切れるため、手頃な値段で、品切れの心配があまりないものを選びました。
【※2022年3月10日時点での情報です。】
アイラストーム
一つ目は「アイラストーム」です。価格は¥2,680。
強い煙の香りを特徴とするアイラ島の蒸留所のどれか一つが原種として使われています。カリラ、ラガブーリン等が中身の候補として挙げられますが、蒸留所は非公開です。(個人的にはラガブーリンだと思います。)
【味】
アイラモルトウイスキーの例に違わず、強い煙香(ピート香)がありますがそれだけではありません。樽由来のものなのか、酸味のある旨味もあり、味の良さに比して値段がとても安いのが魅力の一つです。
【飲み方】
飲み方はストレート、ロック、ハイボールなんでも美味しく飲めますが、変わり種としてハイボールに梅干しを沈める飲み方がおすすめです。
酸味と酸味の組み合わせが功を奏すのだと思います。
アバフェルディ 12年
次はハイランドモルトウイスキーから「アバフェルディ 12年」。
価格は¥3,260です。
ブレンデッドウイスキーの「デュワーズ」の核となる原酒として、一時期はバーにたくさん置いてありました。そのおかげか今では色んなバーで見かけます。
【味】
大麦由来の心地よい香りに、樽由来のバニラ香、そしてほんのり感じるハチミツがこの蒸留所の特徴です。派手さはないものの、いつでも安心して飲める佳酒です。スコットランド、ハイランドのお酒らしい味わいと言っても首を縦に振る人は少ないんじゃないでしょうか。
【飲み方】
ストレート、ロック、ハイボールなんでも美味しいです。
大麦のコクがあるので、ハイボールでも決して緩い味わいにはなりません。
タリスカー 10年
アイランズの「タリスカー 10年」です。価格は¥3,980。
言わずと知れた優良銘柄の一つであり、入門者からマニアまで幅広い層に愛されています。昔に流通したオールドボトルには目玉が飛び出るほどの価格が付きますが、蒸留所元詰めのスタンダードクラスは価格変動が緩やかで気軽に楽しめる優等生です。
【味】
アイラモルトウイスキーほどではありませんが確かに感じ取れる煙の香りがあります。大麦由来の味わいもあり、非常に滑らかで、フルーツの風味もとても心地よいです。
【飲み方】
ストレート、ロックは当然ながら美味しいですし、ハイボールも抜群です。メーカー推奨の飲み方として、ハイボールに黒胡椒を振りかけ流というものがありますが、これは好みが分かれますので、ぜひご自分で試してみてください。
ストロナチー 10年
「ストロナチー 10年」はかつて存在した蒸留所の名前をブランドとして使用したウイスキーです。価格は¥4,650。中身はスペイサイドモルトウイスキーのベンリネス。地味なウイスキーで、ハイランドのベンネヴィスと間違えられがちな、少し可哀想な蒸留所ですが、味は確かなものです。
【味】
加熱したリンゴの甘みとほんのりとシナモンのようなスパイスを感じます。柔らかく刺激の少ない味わいで、飲み手を選ばない万能選手と言えます。
【飲み方】
ハイボールにしても美味しいですが、ややのっぺりした印象もありますので、ストレートかロックがいいかと思います。
どうしてもハイボールがいいなら、炭酸がキツくないソーダを少なめにすれば、お酒の味わいを殺すことなく楽しめます。
スペイバーン 10年
スペイサイドの「スペイバーン 10年」です。価格は¥2,880。
本当に地味な存在ですが、かつてリリースのあったボトラーズものには目を見張る美味しさのあるボトルがあり、知名度は味に比例しないと教えてくれるボトルです。スペイバーンはスペイ川の意で、鮭・鱒釣りが有名な川です。ボトルにも鮭が描かれています。
【味】
一言で表すなら地味です。。緩い大麦の香りに、これまた緩いバニラの香り、そして少しフルーツといった具合。しかし、この癖のない味わいを、疲れたときには欲しくて堪らないということもあります。晩酌でゆるゆるお酒を楽しむには最適でしょう。
【飲み方】
賛否あるでしょうが、私はハイボール一択だと思います。
ストレート、ロックではやや物足りません。ハイボールはソーダでうすめるわけですから、もっと薄味になるのでは?と思いますが、なぜかそんなこともなく美味しく飲めます。
【余談】
余談ですが、スコットランドには「スペイバーン」「グレンスペイ」「スペイサイド」という蒸留所があり、どれも知名度が低いので、かなりややこしいです。しかも前2つの蒸留所がスペイサイド地方にあるのに対し、「スペイサイド」蒸留所はハイランド地方にあります。なんで?
【番外】ラフロイグ クォーターカスク&ボウモア スモールバッチ
今回紹介したのは、
・武川蒸留酒販売で在庫切れの心配が少なく、
・税込¥5,000以内のスコッチウイスキー
です。
しかし、かつては上記条件に該当しながらも、今では該当しなくなってしまったウイスキーもあります。本当に好きなウイスキーですので、特別に番外としてご紹介します。
ラフロイグ クォーターカスク
言わずと知れたラフロイグ蒸留所から「ラフロイグ クォーターカスク」の紹介です。その名の通り、シェリー樽の4分の1サイズの樽(容量125リットル)で熟成したものです。樽が小さくなれば、原酒と樽が触れる面積が増えるので、熟成が早まります。
酸味が強く、旨味もあります。アイラストームの項で紹介した、梅干し入りのハイボールがとても良く合います。ストレート、ロックで飲んでも大変美味でかなりの本数を消費したものです。
2020年ごろまでは安定して入手でき、価格も¥4,000を少し下回るくらいでした。
しかし、今は生産が止まっているのか、在庫も安定しませんし、価格も¥5,000を超えます。まあそれくらいなら買ってもいいかなと思えるのですが、かつてを知っていると悲しいものがあります。残念ながら落選です。
ボウモア スモールバッチ
こちらも超有名蒸留所ボウモアからです。通常のボウモア12年がシェリー樽原酒も使用しているのに対し、スモールバッチはバーボン樽のみを使用しています。ボウモアのバーボン樽熟成が好きでよく飲んでいました。かつては¥3,510で買えたのですが、残念ながら終売。いまでは海外にまだ在庫があるものを輸入したもの(並行輸入品)だけが出回っています。価格は¥7,000超えです。
バーボン樽ならではのバニラ香にキラキラと光るようなフルーツ香がたまらなく美味しかったのですが、終売となっては仕方ありません。価格の上がり幅も大きいので泣く泣く諦めています。
まとめ
なるべく色々な風味のものを取り上げたつもりですが、私の好みに少し偏っています。武川蒸留酒販売には毎日のように新商品が入荷しますし、埋もれているお宝ウイスキーもたくさんあります。
ウイスキーを飲んでみたい、あるいは既に興味があって飲み始めているけどどれを選んだらいいか分からないという人はぜひ上記をご参考に楽しいウイスキーライフを送ってください。よろしくどうぞ。