見出し画像

祖母の命日

どうも「駆け出し」です!
私は「サルコイドーシス」という疾患とともに闘病生活中の理学療法士(リハビリの専門職)です!

本日は「祖母の命日」という記事になります。タイトル通り本日は「祖母の命日」になります。亡くなって5年が経ちました。

ちょっと当時を振り返りたいと思います。

私の祖母はパワフルな人でした。デイサービスにも通っていて、活発的な人でした。3食のご飯も欠かさず食べて食欲旺盛な人でした。

ただ、そのような元気な人も病にはなってしまうものです。膵臓がんでした。「膵臓」「沈黙の臓器」と言われるほど、自覚症状が出にくく、症状が出現する頃には末期であることが多いです。あれほど、元気で明るかった祖母はベッドで寝たきりになりました。自力で歩いたとしても2本の杖を持ちながら「辛い」「辛い」という言葉を繰り返しながら歩いていました。

その後、病状が進行して緩和ケアがある病院に入院することになりました。

ただ、いまだに不思議なことが一つあります。それは、祖母が亡くなる2日前にお見舞いに行ったときです。祖母が突然元気になったことです。今まであった体の痛みやだるさもないとのことでした。「週末に外泊でもしようか」という話をしてその場を後にしました。

そのお見舞いを最後に祖母は亡くなりました。

私が祖母が亡くなったことを知ったのは大学の帰りの電車でした。当時はまだ大学2年生でした。電車の中で人目をはばからずに大泣きました。その後、病院に着くと服装がキレイにされてた祖母がベッドの上にいました。まだ、肌に触れてみると「温もり」がありました。ただ、手首のところで脈を確認しましたが「拍動」がありませんでした。そこで私は本当に亡くなってしまったんだなと実感しました。

ただ、あの突然元気になったのはなんだったんでしょうか。

今でも不思議な出来事の一つです。


いいなと思ったら応援しよう!

駆け出し
最後まで記事を見ていただき、ありがとうございました!いただいたチップはクリエイト費用として使用させていただきます!