入院 〜Day 7〜
どうも「駆け出し」です!
私は理学療法士というリハビリの仕事をしながら研究をしている大学院生です!
本日は、「主治医の先生に一生頭が上がらない」という記事になります。
2日連続で大変嬉しいことがありました。
私は夕食後、病院のシャワーを浴びました。
その後、シャワー室を出ました。すると、ナースステーション前に主治医の先生が立っていました。私は何か別件でナースステーションの前にいるのかと思いました。
ちなみにこのシャワー室は廊下に面していて、その廊下の奥には椅子があります。私はいつもシャワーを浴びた後に、そこに座って黄昏(たそがれ)ています。いつものように、その椅子に座っていました。
すると、主治医の先生が私に近寄ってきました。そして、以前外部で依頼していた検査結果を渡してくれました。この検査は、私が疑われている疾患の一つである慢性炎症性脱髄性多発神経炎(CIDP)の検査結果でした。
その結果としては、いずれの項目も『陰性』でありCIDPを否定するものでした。一安心しました。
そして、検査結果を説明して主治医の先生は病棟を後にしました。
私は大変驚きました。この検査結果を届けるために、主治医の先生は私を待っていたのだと。どれだけ待っていたのか。就労時間は、とっくに過ぎているのに待っていました。帰宅してもいい時間でした。
明日も回診があるから、そのときでもいいのにと思いました。
私は、今まで様々な病院の先生にお話になりました。みなさんに感謝しています。ただ、ここまでして頂いた経験はありませんでした。
病棟の廊下を歩く主治医の先生の背中は、いつもよりも大きく感じました。
すごくカッコ良く見えました。
私はこのとき思いました。この主治医の先生には、『一生頭が上がらない』と思いました。
私は、この記事を書きながら思わず泣いていました。
それほど、人の優しさが心に沁みました。
私は幸せ者だと感じた瞬間でした。
本当にありがとうございました。
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