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理学療法士国家試験

どうも「駆け出し」です!
私は理学療法士というリハビリの仕事をしながら研究をしている大学院生です!

本日は、特別編ということで「理学療法士国家試験」を記事にしたいと思います。今週の日曜日に第59回理学療法士国家試験が実施されます。
私も2年前の国家試験を受験しました。


Chapter01 国家試験

理学療法士になるには、理学療法士の国家試験に合格し、「理学療法士及び作業療法士法」に基づく厚生労働大臣の免許を受ける必要があります。
さらに、理学療法士国家試験の受験資格を得るためには、文部科学大臣指定の養成校(大学・専門学校・短期大学など)で3年以上学び、決められた課程を修了する必要があります。

このような一連の過程を経て、国家試験を迎えるということです。


Chapter02 スケジュール (エピソード1)

図.本番までのスケジュール

ざっくりになりますが、上記のようなスケジュールでした。春先は卒業研究の合間に解剖学・生理学・運動学などの基礎知識を中心に勉強していました。ここのフェーズは『思い出しの作業』を中心として、忘却している部分の再復習をしていました。その後、ゴールデンウィーク直後に約3ヶ月間に渡り臨床実習を実施しました。

臨床実習が終了し、卒業研究の活動が本格化していきました。9月は怒涛の測定し、10月に発表がありました。研究自体は初めてだったため、大変だったことを覚えています。発表資料も発表日の前日まで指導教員と作成していました(笑)
この際も卒業研究の合間に勉強していました。ここのフェーズでは『基礎問題を解くこと』を意識して、10年分をするようにしました。そうすることで頻回に出題している問題苦手な箇所を洗い出すことができました。

そして、卒業研究も終了して国家試験勉強と模擬試験が本格化しました。12月からは応用問題も解くようしました。この際には、『基礎知識を活用すること』を意識していました。常にリンクさせるようにすることで、基礎知識を改めて復習する時間をかけなくて済みますし、応用問題も解けるという一石二鳥です。
また、模擬試験では常に合格点を超えるように意識してました。さらに、模擬試験の終了後に自己採点をして自身の苦手な箇所を洗い出しました。そして、その箇所を再度勉強するようにして苦手な箇所を潰していきました。また、模擬試験の内容を振り返る時間をあまり取らないようにしていました。私の中で模擬試験とは『苦手な箇所を知るツール』としていたためです。重要なことは本番の国家試験で受かることです。

このような感じで、ただ漠然と勉強するのではなくそれぞれのフェーズで意味を持たせて勉強をしていました。あくまでも一例です。


Chapter03 前日(エピソード2)

私は自宅から受験会場までが遠かったため、大学の友人の家に前泊することになりました。その友達の家へ移動している際の車中でリリフランキーさんがMCを務める「スラック ラジオ」が流れていました。今でもそのラジオを聞くたびに国家試験の前日の情景を思い出します。

その後、夕飯を友人と一緒に食べて早めに寝ることにしました。しかし、お互いに緊張していたため全然寝ることができませんでした。ちなみに、私は一睡もすることができませんでした(笑)


Chapter04 当日(エピソード3)

朝を迎えましたが以外にも眠気はありませんでした。きっと気持ちが『High』になっていたんでしょうね(笑)
その後、他の友人と合流してともに試験会場に向かいました。試験会場に着いたときには、他の受験生も多くおり行列ができていました。その光景を見て、さらに緊張しました(笑)

その行列に並び、無事に試験会場に入室することができました。その座った席の周りが同じ大学の人だったので、少し緊張がほぐれました。そして、試験開始の時間となり不正防止のために電源を切りスマホを封筒に入れることになりました。ただ、私はその当時AndroidからiPhoneにして間もない時期だったので、電源の切り方がわかりませんでした(笑)
そのため、横に座っていた同期に電源を切ってもらいました。あのときは本当に焦りましたね💦

その後、試験が始まりました。午前・午後ともに2時間半程度でした。午前の序盤の問題に取り組むときには手が震えてましたね。ですが、徐々に緊張が解けて本来の自分を取り戻すことができました😄
そして、午前・午後の試験が無事に終わりました。正直、手応えは全然ありませんでした。落ちたと思いました。両親にもすぐに電話をして「オレ、手応えなかった。落ちたかも。」と伝えたほどでした。

その夜、自己採点ということで各出版社(医歯薬出版・三輪書店・アイペック)からの模範解答が提示されました。いずれの出版社の自己採点で280点満点中220点前後で、合格点には達していました。本当に一安心しました🥲

その後の厚生労働省からの正式な解答とも照らし合わせて、無事に合格できていました!あのときの達成感は、ものすごくいまだにあの達成感を超えるものはありません!


Chapter05 最後に

私は頭の良し悪しは関係ないと思います。『やり抜ける力』があるかどうかだと思っています。4年間という膨大な時間をかけて受験資格を得て、その権利を得た時点で大変立派なことです。そう考えると受験資格を得たということはもうすでに『やり抜ける力』を獲得できていると思います。
あともう一踏ん張り!確実にゴールは見えています!

皆さんが合格できることを祈っています!👏


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