空気清浄機
厳密に言えば加湿空気清浄機。
一台で二役こなしてくれるすぐれもの。
我が家の仲間入りをしたのは4年前。
その時、私は無性に綺麗に澄んだ空気を吸いたかった。
あの冬の朝に窓を開けてひんやりとした、
それでいてどこか懐かしいような。
カーディガンを羽織りながらってとこがポイントだ。ここ重要。
仕事が休みだったある日、私は家電量販店にいた。
いざ来てみると種類が多い。
メーカー毎に機能がさまざまで何がいいのやら、私にはちんぷんかんぷんだった。
店員さんに
超絶綺麗な美女が通り過ぎた時の匂いがする空気清浄機をください🥺って言おうとしたが断念。
冷静に考えて美女といい匂いは必ずしも合致しない。
『PayPay!』
キャッシュレスは便利。気づいたら購入していた。
そんなこんなでこいつは仲間入りしたのだ。
今日も加湿のために水道水を補給する。
手間のかかる。
ため息を吐きながら電源を入れた。