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X(元Twitter) スペースより11  「自分の会社で起きたお話」


うちの会社で 起きたお話です

最近雇ったあのちょっと優秀な中途のスタッフがいるのよ
この人が半年ぐらい経ってちょっとずつ調子に乗り始めてきたのね
色々目につく部分があるじゃない
「この会社はこうあるべきだ」みたいな意見を現場にしてるっていう報告が耳に入ったわけよ
まあ別にいいかなぐらいでさ、こんな中で彼から会社の改善案的な企画書をもらったのよ
47歳ぐらいの人が、この会社はこうした方がいいっていうもう正論が盛りだくさんの企画書なんだよ

理屈は分かるんだよ全部ね。
たださぁこれやってもみんなついてくるかなっていう感じの内容なわけ
なんか理論上は成立するんだけど、実際やりだしたら難しいぞっていう感じの内容なのね

理論と実態は違うから
で、うちみたいに売り上げが長年結構落ち着いているとか安定してる中小の場合ってさ、どうしても構造上現状維持になれたりとかして、新しいことに結構重い腰になるわけよ
そんな中でこう新しいことを実行する場合っていうのは 実行役となる旗振り役の人間はそれなりに社内で一定の権威なり力というか実力信頼っていうの持ってないと他のスタッフも協力してくれないわけ
ある程度こう権威性を持ってパワーでゴリ押しできるような状況を作ってからじゃないと新企画ってさこう推進できないわけよ

だから彼は優秀なんだけど、まだ社内でそ権威性とか推進力がないからこのタイミングで俺が彼のサポートをして一緒に企画して、万が一失敗でも するとさ俺ももらい事故なわけよ
彼の提案も無碍にしちゃうと社長は俺の声聞いてくれないってモチベーション下がっちゃうのも嫌だなと思って俺も動いたんだけど
動き切ってないというか 悩んでさどうしようかなと思って、今すぐイエスの方で決断せずにちょっと時間置こうと思ったわけよ
なんだけどもう本人やる気満々なわけ

やる気があって力がない部下に効果的な対応って何か知ってる?
ちょっと後で 1年後にしたい時に今すぐちょっと鼻を折る方法っていうのがあって

「じゃあ君がやってみてくれたまえ」なんだよね

こういう提案してくるスタッフって、だいたいね大体口だけなのよ。
自分でやる自信がないのよ
口だけじゃない人は、もうすでやった後で上から怒られてすいませんって許可もらうみたいな方も多いから
事前に稟議通す段階で自信がないからこっち巻き込みたいわけよ

つまり自分でできないんだよ。
分厚い企画書作ってる時点でそうなんだよ
弱い段階で言い訳なんだよ。

その上で、会社が応援してくれなかったって言い訳をされたくなかったから 追い打ちで「じゃあアシスタントで部下1名預けるよ」って付け加えるんだよ
君に言ってそこまでされるとさもう言い訳できなくなる。
だからそうやって言ったわけよ
そしたらさだんだんこう乗り気じゃない雰囲気出してきた
予想していたとおり、一緒にできないみたいな。
つまり一緒にやるっていう土俵に乗りたくなかった

こちらは、やってみても面白いかなと思ったわけよ
だからもうこっちの土俵のペースでやろうと思ってさ、今からやるから君が頑張ってくれとアシスタントの作り方頑張るよっていう風に言ったんです
そうすると、すごい嫌そうな顔しちゃってさ
まあこれちょっとかわいそうだなと思って何々さん のこの企画、ちょっと実行するにはまた早いですかねえっていう感じで最後に助け舟を出すとすぐ諦めたよね

結構大事な技術なんじゃないかなっていう事件だからさ

これ皆さんもですね結構勢い余ってる中途半端っているんで逆にやらせちゃうということで急に目立たせるとすごい嫌がるから

1年後ぐらいからねこれは実行するとしたら、また半年1年後ぐらいに話をするんだよ 「そろそろですかね気が熟したの」っていう話でしたね


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