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Vol.15 破産すら出来ない...
東京への帰り道
医者に言われた言葉が頭を巡りました
「リスケを選んだ会社の99.5%が最終的に破綻を選択する」
「肝心なのは癌を取り除くこと。しょせんリスケはそのための時間稼ぎ」
銀行や税金、阪◯不動産への「1.2億の返済」をしない限り、
本当の問題解決には至らない。
そんなこと、そもそも可能なのだろうか...
もう東京店も諦めるか…
父を会社ごと破産させて楽にさせようか…
次第にそんな思いが頭をよぎりました。
父に約束をしてから、わずか2ヶ月
再生に向けた闘いは呆気なく終わりを迎えようとしていました…
以前に伺った弁護士を訪問し「破産」の相談に行きました。
僕 「あの…破産したいのですが…」
弁護士「了解しました。会社とお父様の破産の2件ですね」
僕 (破産って1つとか2つとかあるんだ…)
弁護士「合計で450万になります」
僕 「え!? 破産ってお金がかかるんですか!?」
当たり前ですが、弁護士はボランティアではありません
破産にも費用が発生します
【破産】
・裁判所に破産の許可をもらう行為
・理由によっては破産許可がおりない事も(ギャンブル借金など)
・個人の破産費用:50〜100万
・法人の破産費用:100〜1000万
・破産後に残せる資産は現金100万ほど
・税金の滞納は破産でもリセットされない
強烈だったのは「税金はリセットできない」こと
父の会社には税金滞納分が1000万もあり、破産後も続くというのです
おいおい、リセットボタンじゃないじゃん…
もう破産すらできないのかよ…
最終兵器が使えない…
こ事実に打ちのめされてしまいました