【罠】せどりトラブル
楽天で「せどり」を行っている方
規約違反に抵触し、楽天から訴えられるとのこと。
楽天は、モバイル事業の失敗で8000億の負債を抱え、会員への債権回収を強めています。
この手の相談が最近本当に増えました。
「じゃあ放置すれば?」
36計逃げるにしかず、いつもの返答をします。
この基本戦略は、なにも債務債権だけに限ったものではないのです。
先方の主張する「規約違反」は「金銭損害」とは別物で、
被害額を算出するには先方(相談者)の協力と了承が最終的に必要です。
その協力を放置・無視されたら、手続きの進めようがないのです。
仮に裁判に持ち込み、損害を立証できたにしても、債権を確定し、差押をし、回収にまで至るのは時間も金もかかります(約1年、100万ほど)。
そもそもの損害が100万程度ならば、「原価割れ」してしまう攻撃なのです。
楽天はこうした「会員攻撃」を常時200人以上も仕掛けているとのこと。
上記のような面倒な抵抗をする会員など「後回しにする」のは当然でしょう。
そうなれば相談者の実質的な勝利です。
時には「面倒なやつ」を演じる方がいい結果を招くこともあります。