破産した方がお得!?

まさにタイトルの通りです。

ANAは経営努力を続けていましたが、
破産したJALに業績で差をつけられたという内容です。

どうしてこんなことが起きたのでしょうか?

そもそもJALは破産などしていません。
厳密には「第二会社方式」で復活を遂げています。
第二会社方式とは旧会社の優良資産だけを新会社へ移行させ、不要な資産と借金だけが残った旧会社をそのまま破産させるスキームです。
JALはこれで復活をしたことはwikiにも載っています。

つまりJALは借金を飛ばしただけでなく、
面倒な労組や社員なども一緒に大量解雇しました。
不良資産がなくなったことで、翌期からは超優良経営を続けています。
踏み倒された金融機関も債務は国が補填したので、その後さらにJALの新会社に巨額融資を行っています。つまり出来レースなのです。

ANAは上記の優遇措置に苦言を呈しています。
そりゃそうですよ。裏技で復活したのですから。

我々のスキームもJALを参考にしています。
もちろん合法です。

真面目にやってる方が馬鹿を見る。
世の中って不条理ですよね...


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