X スペースより 280 「税務署も辛いのよ」
今週うちのお客様の会社に税務署長から手紙が届いたと
社長性格悪いとかいいとかあるから
そこにはねその債務の状況がパーっと書かれててさ
面白いのは上にポストイットが貼られてたわけですよメモ書きが
よくよく見るとその内容っていうのが
その本社の滞納の件について終了しようと考えておりますと
で是非お電話くださいっていう風に書かれていたと
でもこれおかしいんですよ
だって終わらせるんだったら通例通り
消滅通知をただ出せばいいだけなんです それで終了なわけだから
でもなんでこんな面倒な連絡をわざわざしてきたのかと
直接会って話したいことが 文章に書けないことがあるわけよ税務所長的に
つまり腹芸で話したいのねっていうことが含まれてるわけです
これもうもうネタ分かってんだよ
どういうことかって言うと
これ担当者としてはその下手にこの滞納を消滅させて
後で問題にならないように今のうちにリスクヘッジを設定しておきたいわけ
つまりその社長当事者の本人から
もうこの会社は今後も営業しないっていう言質が取れれば
後で営業続けちゃってて
消滅通知が間違いだったっていう風に上司に指摘されても
その担当者は「いや僕は社長の言葉に騙されたんだ」っていう
プレイを取れるわけよ税務署的には
つまりその言質とるプロレスに協力してくれっていう意味が
このメモの言葉には含まれてるわけよ
俺の方に火の粉がこないようにお前の一応念書が欲しいんだと 言葉と
で案の定 電話したらこの電話でね
その営業を今後したいっていう風に言ってくれたら
まあ営業再開されても私は被害者になれるから問題ないって
返事が帰ってきたと
だから要は税務所も所詮お役所仕事なわけですよ
これみんな自分の保身のことは考えてるから
逆にそこをしっかりこう察してあげて行動れば
今回のようにwin-winになれると
結果この税金の滞納は一気に消滅されましたと
税金からは絶対逃られないって言いますけど全然そんなのは一般論です
https://twitter.com/oka_mikata
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