Vol.25 銀行の裏側...
銀行だけは「特別に守られている」とのこと
医者「私はね、銀行だけは返済をしなくていいと言ってるんだ」
僕 「でも銀行だって困ってるはずですよ!」
医者「それがね、困らないんだ」
医者「銀行は滞納されても担保で保証されてる」
僕 「でも保証会社が痛い目に遭うじゃないですか!」
医者「保証会社も◯◯から保証されてるんだよ」
僕 「誰からです?」
医者「君たち、国民だよ。つまり税金。」
僕 「え! 僕らが誰かの借金の尻拭いしてるんですか!?」
医者「そう、銀行は守られてるんだ」
銀行にとって回収など、税金補填のための「手続」のようなもの。
回収モチベが低いのは当然で「お役所的」なのも納得です。
うちの1億の借金が滞納となった場合、
銀行は差押を実施。仮に1000万を回収したとします。
残りの債務は9000万。これを保証会社に補填させ銀行の役割は終了。
保証会社は焦げついたクズ債権を、
バルク方式(他のクズ債権とまとめ)で
サービサー(プロの回収業者)に「オークション」で売却。
そのスタート価格はなんと「1000円」
仮に競り上がっても1債権は平均1〜3万ほどで落札されます。
保証会社はサービサー売却後残った借金を、国に負担してもらうのです。
回収の尻拭いを「国民」が負担する。
僕は、父の借金の踏み倒しをしながら、
同時に誰かの借金の尻拭いをしていたという、
なんとも皮肉な実態がありました
ちなみに
1本1万で9000万の債権を買い取ったサービサーはどうするのか?
僕 「クズ債権ばかり集めて儲かるんですか?」
医者「2〜3年後に余裕ができて、払ってしまう人もいる」
僕 「仮に1万の入れで100万でも回収できれば大儲けですね」
医者「濡れ手で粟。天下りの温床なのが実態」
闇医者は銀行の債務を放置し、
最終的にサービサーに債権が移行されるまで待ち、
格安に下がったクズ債権を買い取る指示もするそう。
そうすれば自分の借金の債権者が自分になるので、これで終了。
だからこそ「銀行に返すな」と主張しているのです。
回収の仕組み/背景/事情が分かった所で、
いよいよ「差押」に対しての準備を進めます。