【失敗】「円満退社」の後悔

その社長は後悔してました。
副社長を退任させる際、2週間の「引き継ぎ期間」を設けたところ、
その間に、顧客も、機密情報も、スタッフも引き抜かれてしまったのです...

「最悪の状況を想定できないわけではなかったんだ...」と社長。
「ただ社内に対して円満退社、余裕がある社長をアピールしたかったんだ..」と続けます。

一定の力を持ったスタッフが会社を去る際には注意が必要です。
追い出す時には計画性が必要となります。

アメリカで「クビの際」に段ボールを抱えさせて強制的に退去させるのも上記のような「機密漏洩を防止するから」に他なりません。

労働者の権利が強い日本では2週間前の告知が必要ですが、退職金などを活用し実質的に「その場から排除」することも時として必要な場合があります。

円満退社もほどほどに...

いいなと思ったら応援しよう!