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安全第一 -還暦サイゼリヤアルバイトの日常-

「調理場」
で、あなたが連想するイメージは何でしょうか?

包丁
危ないですねえ。
すぐ手が切れるし。

フライヤー
揚げ物をする調理器具
熱いです。
まさか油に手を入れる人はいませんが、具材を入れた瞬間にはねた油で火傷をする人は数限りないでしょう。
だからコックコート(コックさんの白衣みたいなもの)は長袖です。

寸胴(ずんどう)
重い。
でもスープの仕込みには不可欠かもしれません。
これを抱えてひっくり返した日には、考えるにもおぞましい結果が待っているでしょう。

たとえ高校生がアルバイトをしていても、”調理場”、”厨房”、”キッチン”と名のつくところなら、これらの危険分子(?)は避けて通れないと思うのが普通ですね。

でも、そこはサイゼリヤ。
私も働いてみて発見したのですが、危険分子を極力減らしています。
かなり安全な職場と言ってもいいですね。
刃物はとりあえず最小限。
火傷をするような調理器具も最小限。
とんでもなく重くて腰を傷めそうな調理器具もなし。

「今のキッチンって、考えてるんですねえ」
つくづく思います。
また、それで調理ができているというところも、
「どれだけ知恵を絞ったんだ(すごいですね)」
と思えるレベルです。

もしかしたら、私と同年代の人たちは、飲食と聞けば結構、危ない・熱い・重いというイメージを持っているかもしれません。
多分サイゼリヤだけではなくて、他のファミレスチェーンでもそうだと思いますが、今のファミレスのキッチンは、かなり安全で・軽作業で・死ぬほど汗もかきません。

こんなところも、アラカンピープルに、サイゼリヤのバイトをお勧めする、大きな理由のひとつです。

お読みいただいてありがとうございました。

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