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湖沼のある風景(桧原湖)

桧原湖(ひばらこ)は、裏磐梯で一番大きな湖です。
大きな湖だから「最初はどこを撮ればいいのだろう?」と思ってしまいますが、そんなときは、特徴のある部分を選んで撮ることにしています。

この日は、霧が立ち込め幻想的な風景になってくれました。それでもモタモタしていると、霧はどんどん無くなっていきます。狙ったポイントを2~3箇所に絞り、そのポイントを手中にすることを念頭にしています。急ぎ過ぎて「あれもこれも…」となると、どれも絵にすることができません。「虻蜂(あぶはち)取らず」の例えのように、あれもこれもと、狙ってどれもだめになると同じです。あまり欲を深くして、かえって失敗することの例えですが、「虻も取らず蜂も取らず」をある時から肝に銘じることにしています。

湖に光(て)かる太陽光

強い光には、暗い影ができる。その効果で、湖面の漣(さざなみ)がよく判ります。物事のたとえにも使われますね。

霧に浮かぶ

岬の樹々は、紅葉していました。霧に包まれて。

霧が創る遠近感

湖に接しているこんもりとした丘、その後ろには小高い山、そしてさらに奥には高い山、写真を撮る際には、できるだけ遠近感が出せるところを狙ってみます。

さりゆく霧の桧原湖

桧原湖 湖沼の国・裏磐梯(裏磐梯観光協会)


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