里の風景(秋へ・名栗村)
季節は巡り、秋への想い、澄み切った空を探しに紅葉と温泉の旅に出るのもいいものです。
ここ埼玉県飯能市名栗は、東京の青梅市からも近く、山間いの山里を楽しめるところです。
私たちは、とかく、いいところや有名なところへ行かないと、いい写真は撮れないと想いがちですが、自分なりの秋を見つけるのも楽しいものです。
今日は、そんなスナップをノートしてみました。
まだ日が差さない背景を選ぶと、被写体が浮き出てきます。なんでもないものが際立つのです。見過ごしがちの葉っぱも、この時ばかりは主役です。
「さわらびの湯」辺りから見る「名栗河川広場」、山間いの杉林の間に紅葉の樹々があります。
逆光で捉えると、輝いて見えます。通り過ぎてしまいそうなものも、写真の題材になることを知ることができます。
銀杏(いちょう)の黄色いツリーは、このときばかりは、クリスマスツリーよりも輝いていました。
カエデとモミジの区別って分かりますか?
モミジ(紅葉、椛)は、葉の切れ込みが深いものを指し、
カエデ(楓、槭樹、鶏冠木、蛙手)は、葉の切れ込みが浅いものを指すそうですが、
カエデは、カエルの手(蛙手)に似ているからこの名前が付いているそうです。
詳しいことはリンクで。
紅葉は、その年々で天候の影響などで、良し悪しが随分違いますが、「今年は紅葉が良くないね!」という年でも、カエデやモミジは、意外と綺麗に撮れることがあるんです。
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