城のある風景(大阪城を訪ねて)
ご存じ、豊臣秀吉の印象が強いですが、織田信長、徳川家康など多くの武将が関係する巨大な城です。総面積105.6haの広大な大阪城公園の中に天守閣はあります。
現在の天守閣は、昭和6年(1931年)市民の寄付で造られた鉄骨鉄筋コンクリートで、館内は秀吉の時代や大阪城の歴史を中心 とした博物館施設となっています。
大手門をくぐると、すぐにある多聞櫓の門です。
櫓(やぐら)は「矢倉」「矢蔵」などとも書き、もとは武器などを納める倉庫のことをいいました。櫓は攻撃や防御、それに監視の役目がありました。
コンクリートの塀に見えますが、実は大阪城で一番大きな石です。
大阪城内の石を大小すべてカウントすると100万個にもなるといわれています。その中で虎口に巨石(蛸石)を用いた理由は、屈強の印象やその権威を登城者にアピールする目的があると考えてられています。
蛸石(たこいし)は、表面積59.43㎡で36畳の広さで(縦5.5m、横11.7m、重量108トン、厚さは約75cm)と言われ、岡山藩の池田忠雄によって寛永元年(1624)の築造と言われています。
鉄筋コンクリート造なので、いかにも重そうです。
黒と金が印象的な天守閣です。
天下統一とその力を誇示するために、大きな城を造った武将の足跡、観光だけではなく、武将の想いも観れたらきっと深いものになるでしょう。