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英語の順番を覚えれば

英語を話すとき、決まった順番で話すだけ

皆さんは、「S+V+O」とか学校で勉強した英文法を頭に浮かべて話しますか?
それでは会話が進みません。
英文法を知ることは大事かな。でも、小さな子供が喋れるように、そんなことを思い出さなくとも直感的に並べればいいのです。

本題に入る前に、こんなことがありました。
帰郷した際、甥っ子がボールを拾うため、道路に飛び出ようとしていました。
とっさに、親父は「Stop」と言いましたが、甥っ子は止まりません。
そこで、「止まれ!!」と大きな声で言いました。
すると、寸前のところで止まったのです。

私たちは、生まれ育ったところで、最初に覚えた言葉で判断します。特に咄嗟《とっさ》の判断ではそうです。

だから、聞きなれない英語で判断するのではなく、咄嗟に思い出す言葉で考え、英語に置き換えればいいのです。
もっとも、英語脳になっている人は別ですが。

さて、決まった順番とは?!
「だれ・する・だれに・何を・どこで・いつ」の順番です。
「な~んだ。そんなことなら誰だって知っているよ」と言われるかもしれません。
でも、英語脳になるまで、私はもっと簡単に「だれ・する・だれ・なん・どこ・いつ」と意識し、そこに英単語を当てはめて喋っていました。

I(だれ)sent(する)to you(だれ)Christmas Present(なん)from Japan (どこ)yesterday(いつ)

「Google翻訳」になんでもいいから入力または喋ってみる。すると、なにか表示される。それが普段使われているフレーズなのかはわからない。でも、現地で話したら、ちょっと訂正してくれるかもしれない。そこで、訂正してくれたユースフレーズを覚えればいいのです。
もう一つの方法として、表記された英語を右クリックし、「Google検索」をすると、同じような表現で書かれたページが出てきます。「ふ~ん、こんな感じで表現されているんだ!」と見られます。

英語の凄いところ

英語の順番に関連するんですけど、英語は先に結論を言うんですね。
「なんたらかんたら」は後に足すのです。
そして、長い文にしないように区切ることが大切です。
私たちだって、外国人に長~く質問されたら嫌ですよね。私だったら先に言われたこと忘れちゃうかも。
だから、短く区切って、付け足すのです。すると、相手も理解しやすいし、こちらも話しやすいのです。

トレッキングツアーでガイドに
「私たちはテントを張りたいのです。そこで写真を撮りたいんです」
「We want to pitch a tent. /I want to take a photo there.」

中国の人は何故英語をすぐ覚えるの?

それは、話す順番が英語順によく似ているからかもしれません。
「我是日本人」我(わたし)是(です)日本人(Wǒ shì rìběn rén.)

これに比べて日本語は、最後まで聞かないと何を言いたいのか伝わってこないときがあります。書く言語とみれば、優れた言語ですが…。

スピーチで好まれる話し方

ずばり、英語的スピーチです。
結論を先に言い、それに対しての飾りは後から付け足す。
明解にスパッと。
これが実に好まれるんです。

She was a really nice girl.
She is bright and her smile is constant and smart.
I am really happy that this moment has come.
正しい英文なのか不安だけど、気持ちは伝わるような気がします。

​日本の結婚披露宴で、30分もだらだら何を言いたいのか分からないスピーチを聞かされたことがありますが…。

芸でも同じで、「何を出してくるのかな?」と期待している中に、一瞬芸の素早さ驚き、意外性はウケますね。
長たらしくだらだらとして、オチもない終わり方はウケませんね。
ちょっと話がそれましたが、英語的発想は、あなたに良い結果をもたらすかもしれませんね。

※初心者対象です。もし、参考になればと思い書きました。



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