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軽量化の工夫(1~2人用クッキング・セット)
1~2人用クッキング・セット
私のクッキングセットは、無人小屋やテントなどで使う軽量かつコンパクトなものを工夫しています。
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「高さ180㎜×直径125㎜」の大きさに収まります。
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すべてが無駄なく収まるコッヘル8エバニュー(EVERNEW) アルミクッカ-900FD ECA127)軽量アルミ製 素材:アルミ(アルマイト加工)
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ある時からこの「ジェットボイル」を使うようになりました。使っているのは初代の「ジェットボイル」です。今でも現役バリバリです。
特徴は、わずかな燃料で素早く湯沸かしや調理のできるところです。
一度に二人前を作らなくとも、一人分づつ作っても時間差があまりありません。
私は、先に二人分のお湯を沸かし、スープを飲みながら、料理します。料理と言っても、普段は手の込んだものは作りません。たまに時間と重さにも余裕のある時は、予め自宅でプレクッキングしておいた材料を使うこともあります。
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他のクッカーでは、250T(225g)のガスを使っていますが、このジェットボイルでは100G(100g)と小型軽量です。500mlの水を最速100秒で沸騰できます。使用状況にもよりますが1缶で10リットルのお湯が沸かせます。
風にも強く、セッティングも簡単です。
春や秋、さらに冬の寒いときは、普通のガスでは点かなかったりします。そのようなときは、「ジェットパワーガス」(寒冷地用)を使います。
最近ではワンタッチ点火のものもありますが、私はライターを使っています。それもなんでも良いわけではありません。寒いと点かないのです。
「フリント式ライター」は、フリント(発火石)で発火させる方式で、回転式のヤスリとこすり合わせて燃料に着火させます。
経験談ですが、冬のテントで、「電子式」では着火しませんでした。ところが「フリント式」は、炎がつかなくても、ヤスリで擦れた火花で着火できます。それ以来、これを使っています。
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出始めのアルファ米はまずかった。その前は、コメを一旦炊いて、それを乾燥させたものを山に持っていきました。これで調理が速くできます。ところが、今は実に美味しいし、色んな種類が売っています。
私の独り言
昔は「ホエーブス(Phoebus )」というストーブで調理しました。燃料はホワイトガソリン、予めポンプで燃料タンクを加圧し、固形燃料などでプレヒートしてからでないと着火しませんでした。時間が掛かったのと、とても揮発性があったので、危険な燃料でした。今は軽量で安全性が高いですね。
このセットは、有事の際も有効ですので、備えておいてもいいでしょう。