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暮れ行く最上川(油彩風)

曇天の日だった。

暮れ行く最上川と海と夕日。

沈黙するかのように沈んでいった。

暮れ行く最上川

最上川(もがみがわ)は、山形県を流れる一級河川です。
長さ229 kmは、一つの都府県のみを流域とする河川としては日本一だそうです。

山形県民が「母なる川」と呼ぶ最上川。
吾妻連峰を源とする流れは、最後庄内平野を流れ、日本海へと注ぎます。

「五月雨(さみだれ)を あつめて早し 最上川」 松尾芭蕉
「ずんずんと 夏をながすや 最上川」 正岡子規
「最上川の 上空にして 残れるは 未だうつくしき 虹の断片」斎藤茂吉
文人墨客(ぶんじんぼっかく)に愛された最上川。
 
昭和58年に放送されたNHK朝の連続テレビ小説「おしん」で、この最上川を下るシーンが有名ですね。

「みちのく」の心と情景を流す最上川です。



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