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簡易レタッチ(オートン効果)
オートン効果とは
オートン効果とは、ふあっとした感じの絵画的にした画像のこと。
Michael Ortonという写真家が、まだフィルム時代に編み出した手法で、その手法に似た効果をオートン効果(Orton Effect)と呼んでいる。
今では撮影した写真にレタッチをかけることによって効果を出すことができる。
複数の方が、それぞれのやり方で紹介されている。
私の場合は、せせらぎや滝など、水のある情景が向いているような気がする。そこで、せせらぎの写真をオートン効果として簡易レタッチしてみた。
![](https://assets.st-note.com/img/1706429343432-BnZfPKn3xT.jpg?width=1200)
この写真をベースに少しだけ絵画風になるように「オートン効果」を加えてみる。
![](https://assets.st-note.com/img/1706431202077-59Z83g5IBC.jpg?width=1200)
レイヤーを複製
レイヤー1をスマートオブジェクト変換(スマートオブジェクトに変換すると拡大、縮小をしても画像が劣化しない)
「フィルター」「ぼかし」「ぼかし(ガウス)」「半径(10)」
「不透明度の左」「通常をスクリーン」に。(スクリーンにすることで、明るくなり、ふぁっとした感じに見えるが、画像を100%拡大すると、葉などシャープさが残っているのが分かる。
レイヤーを統合し、保存。
※この「オートン効果」は、レタッチする人のイメージで随分変わると思う。ご自分のイメージで表現されたい。
ここで紹介した方法は、もっとも簡単にざっくりとレタッチしたもので、もっと繊細に行うには、細かい設定が必要になってくる。
このページでは、「簡易レタッチ」とうたっていることもあり、最初から「難しい」とか「面倒くさい」という概念を捨て、こんな感じなんだということを分かっていただければと思う。
※レタッチを加えれば加えるほど、あるいは強くかければかけるほど、画像は劣化する。「スマートオブジェクト変換」することは、この劣化を抑えてくれるので、行程1.2は常とした方が良いと思う。
ただし、レイヤーを統合しないとできないこともある。