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白い虹(White Rainbow)

白い虹は、太陽光が「霧」に反射して見ることができる現象です。
霧の粒は非常に細かいため、すべての波長(色)が同じように散乱するため白く見えます。
これに対して、一般的に「虹」と言えば、七色に見えます。「虹」の粒は雨粒ですので、プリズムの原理で分光されるため七色に輝きます。

霧の粒は、極小(きゃくしょう)で、空気中に浮かんでいる状態です。水平方向に見える距離が1km以下の時に「霧」と判断し、1Km~10km未満で見えるときは、「靄(もや)」と判断しています。

また、「雲」と「霧」の違いは、何が基準になっていると思いますか?
「雲」は、空中に浮かんでいるもので、「霧」は、地面に接しているものを言うそうです。

虹やブロッケンは、たまに見ることができますが、長い間山を登っていても、この「白い虹」を見ることができるのはごく稀(まれ)です。

私が撮った「白い虹」は、浅間山の山頂付近で、雲というか、山に接していましたので、「霧」と判断できるかと思います。


白い虹

「白い虹」は、「白虹(はっこう)」と音読みされます。
ちなみに、「虹」は (Rain・bow)と書いて「雨」「弓」で、雨の弓と解釈され、7月16日は、(なないろ)として、「虹の日」になっています。虹が出やすい日とも言われます。

ウェザーニュース 北海道で幻想的な「白虹」が出現 秋晴れのサイン


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