公園のある風景(赤沼せせらぎ公園)
栃木県那須塩原市寺子に、公園といっても一般的な公園ではなく、余笹川の畔(ほとり)に小さな駐車スペースとトイレ、木が数本あるだけのところです。
ですが、那須連峰の朝日岳から流れる余笹川(よささがわ)は、この下流で那珂川と合流する川で、この川が公園のメインでしょう。
地元の人でさえあまり寄らないと思われる公園ですが、晩秋のこの時、絵になりそうなところを探してみました。
平成10年8月の豪雨
台風4号の影響で余笹川上流では大雨となり、連続5日間(連続雨量1,254㎜)という記録的な豪雨となりました。この豪雨で死者5名、行方不明2名、浸水家屋2,841棟、東北自動車道や国道4号線なども被害にあった記録があります。
わずかに残った紅葉が、晩秋を名残惜(なごりお)しそうに彩っていました。
木の間から、夕暮れの太陽が覗いていました。
太陽とは逆の方向を見ると、残照に照らされた樹々がもえていました。
ここより少し上流には、「余笹川ふれあい公園」があります。