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滝のある風景(スッカン沢・仁三郎の滝とその周辺)

前回に続いてスッカン沢の滝、「仁三郎の滝とその周辺」をテーマにしてみました。
この滝は、最初に見つけた仁三郎(にさぶろう)の名前がついた滝です。もちろん今では遊歩道がついていますが、当時は沢があっただけだと思います。

色づいてきたスッカン沢
岩を流れる糸のような滝

「仁三郎の滝」から「雄飛の滝」までのわずかな距離の中に、岩壁を流れる繊細な流れがあります。
スッカン沢の中で、私が最も好きなところです。

やはり、滝を撮るには曇天が良いですね。全体的に光が回り、それぞれの質感を出してくれます。
影の部分を黒く潰(つぶ)れないように露出し、レタッチにおいてもできる限り潰れないように出しています。「潰さず飛ばさず」は、写真の基本でもありますね。
曇天の時は、スローシャッターを切るのに最適で、フィルターを駆使しなくとも綺麗な写真が撮れます。

滝の周辺は、飛沫(しぶき)によって濡れていますから、岩の質感も出ます。晴天の時、白っぽい岩や水に光が当たると、白く飛んでしまうので、厄介なんです。

仁三郎の滝

この滝の別名は「舞姫滝(まいひめたき)」で、白いスカートに見えることからきています。


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