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冬枯れの風景(山の木々・油彩風)

冬枯れの木々は、葉っぱを落とし、寒そうだ。

動物が冬眠するように、木も冬をやり過ごすように葉を落とします。
冬は、日照時間も短く、太陽光が当たる時間も少ないので、葉の代謝をするには大変。その上に雪が降ると、重みで枝が持ちません。そのリスクをなくすために葉を落とすんですね。

葉のない木々は、色彩がなく、白い枝が露(あら)わになります。
その白い小枝が、雪の殆ど積もらないところでも、春を待っている光景がまた冬らしいのです。

冬枯れの木々
冬枯れの木が囲む山道

西の山は、高く、雪が積もっています。
東の山は、低く、殆ど雪が積もりません。

だから、冬は東の山を歩きます。

冬枯れの木々の春を想像しながら。

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