動物園散歩(羽村市動物公園)
動物を撮影する際の狙いとレタッチについて少し触れます。
撮ってみて、意外と暗いところが多く、全体的に白っぽくしたくないので、少しアンダーで撮影したのですが、日影や室内(檻の中)では暗く出てしまいます。
そこで、狙いとレタッチを組み合わせ、意図した表現にします。
水の透明度がでました。「かすみの除去」「明るさをプラス」で。最後に目をレタッチ。
まず、鉄格子にピントが来ないように、ファインダーの中央が動物に来るようにするか、オートフォーカスを外して、マニュアルにして手動でピントを合わせます。暗く写っていますが、露出を少し暗めになるようにしています。
レタッチにおいて明るくしましたが、目が暗いままでした。そこで、目だけを選択し、目だけをさらに明るくしました。
人間や動物を撮るとき、目にピントや明るさを合わせます。とは言っても、目に露出を合わせると、全体が明るくなることがあるので、上記のようにしてみます。
外ですが、質感を出すため、ややアンダー露出で撮影します。やはりこの時も目は暗く写ってしまいます。
暗さを表現するために、僅《わず》かに入っている光だけで撮り、微《かす》かな光で表現しようとした場合
レタッチにおいて、シャドウを出し、上手くいかなかった場合は何度か部分レタッチをして、最後に目を出して完成です。
※2012年7月撮影したものです。
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