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黒部峡谷S字峡(縦パノラマ・油彩風)
黒部峡谷・下ノ廊下は、日本一険しい谷です。
その険しい谷に「S字」のようなところがあります。その名も「S字峡」
この険しい谷を見ることができるのは、黒部ダム建設の時に岩をくり抜いて造られた水平歩道があるからで、それも雪(雪渓)が無くなる夏の終わりから秋にかけてのみ通行ができるところなのです。
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光が当たっていない峡谷と、光が当たった峡谷の上部、写真で撮ると、この差が大きく、どちらかに適正露出を求めると、どちらかが犠牲になってしまいます。潰れるか、飛んでしまうか、その両方を補うには、露出を変えた2枚の写真の合成が必要です。
絵画風は、この露出の幅を補ってくれます。
※ご注意ください。
安易に書くと、関係者の方々に叱られてしまいますので、ご忠告しておきます。
登山経験が浅い方は、通行できません。というよりとても危険で、滑落事故の多いところです。
危険予知ができ、危険を回避することができる方が通れる道です。
かつて、阿曽原温泉の温泉に入るのに行ったが、辿り着かなかったということがあります。となると、遭難ということになります。となると、山関係の人など捜索に駆り出されることになります。
登山の経験があり、必要最低限の登山装備を持って入山してください。途中暗くて狭いトンネルがあります。ヘッドランプは必需品です。
少し驚かすようですが、軽装でお散歩程度の気分で入る人がいるので書きました。