滝のある風景(おしらじの滝)
「おしらじの滝」は、高原山(たかはらやま)連山の中腹にある滝です。
住所で言うと、栃木県矢板市になります。矢板方面から八方道路を北上すると、「山の駅たかはら」を通り過ぎ、少し下ったところに「おしらじの駐車場」があり、そこから徒歩で少し下ったところにあります。
「しらじ」とは、壺のことを言うらしいのですが、辞書を調べてみると、陶器や瓦(かわら)などの、まだ焼かれないもの。生素地(なまきじ)。のことを言うらしいです。そこに「お」をつけたのではないかという説があるようです。(Weblio辞書より)
滝と言っても、普段は水が流れていなか、ちょろちょろです。
「なのに滝?」と思われるでしょうが、雨が降った後でないと滝の水は流れないのです。幻の滝とも言われる所以(ゆえん)です。
水は流れていませんが、この時の方がブルーグリーンの色がきれいです。また、光の具合によっても色は変わるはずです。
ところで、滝の道筋の左に顔のような大きな口が見えますか?
これが、パワースポットだとも言われているようです。
この滝へは3度目の撮影を、この秋にしました。
太陽がこの位置にあって、紅葉が逆光に輝いている。
雨の翌日なので、滝の水が流れている。
滝や滝つぼには、光がなく、幽玄にうっすらと現れている。
そんなことを意識して、「絵画風」にしたのが下の絵(写真)です。
できれば大きな画面で観てください。
イメージを膨らませ、ここでは「こういう風にしたい」と創造していくと、個性あるものができると思います。