母の面会へ132
今日は、高齢者施設に入所します母の面会に行って参りました。
お天気の良い日は、電車賃を節約する為、なるべく自転車で施設へ行くようにしていますが、今日は雨が降ったり止んだりしていた為、電車に乗って参りました。
施設の受付に到着しますと
受付のスタッフさん「下駄履の上の一番左側のお花が、お母様が生けられた生け花ですよ。」
と教えて下さいました。今日は、生け花レクリエーションの日だったそうです。
母の居室に到着しまして
私「お母さん、こんにちは。生け花上手に生けてあったなぁ。」と言いますと
母「実は、訪問マッサージの先生が2時に来はるから、急いで生けてん。」と返事が返ってきました。
私「忙しかってんなぁ。せやけど、上手やったで。」と言いますと
母「お花、3本だけやから、ちょっとなぁ。」と。生け花レクリエーションは、毎月500円かかるのです。物価高騰で、お花代も値上がりしてるのだと思われます。
私「珈琲ゼリーと、栗も湯がいて来たで。食べる?」と聞きますと
母「よばれるわ。」珈琲ゼリーを器によそって、茹で栗を半分に切って、スプーンと共に母に渡しました。母は、美味しそうに珈琲ゼリーと茹で栗を完食しました。
私「今日は、雨降りそうやけど、レインコート着て外へ行く?」と聞きますと
母「雨降りそうなんやったら、やめとくわ。」日光浴がしたい母としては、日光を浴びれないのなら、やめておこう、と思ったのだと思います。
その後は、母の居室の床をフローリングワイパーで、拭き掃除をしました。そして、ゴミ箱のゴミを纏めて、ゴミ袋を取り替えました。母は、ゴミ箱がいっぱいなのが嫌なタイプなのです。施設のゴミ箱は小さくて、よく鼻をかむので、すぐにいっぱいになってしまうのです。
掃除をしながら居室内を見ますと、見慣れない駄菓子の詰め合わせがありました。5つの駄菓子のセットで、残りは3つです。
私「お母さん、このお菓子なんやろ?」
母「それなぁ、施設の人が、『お菓子要る?』って聞くから『下さい』って返事したら、くれはってん。2つ食べたけど、塩辛いわ。あんた、残り持って帰って。」
どうやら、これはハロウィンのお菓子かな?と思います。それにしても、キャベツ太郎やもろこし輪太郎のお菓子を配るなんて…これは子供向けでは…ちょっと興ざめしてしまいました。どうせなら、ちょっと高級な小さなクッキー2つ位の方が嬉しいのに、駄菓子は塩辛いから入所されてる皆様のお身体を考えますと、あまり嬉しくないなぁ…と残念な気持ちになりました。
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