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【ゾッとする話】「この世を思い通りにする裏技」がある幸せ

令和三年(2021年)のお正月

親戚から「風月堂のゴーフル」をお年賀としていただいていました



包装紙を開けると、2つの円筒形の缶が入っていて

ゴーフルを3枚ずつ封入したパックが、それぞれの缶に2パックずつ

つまり、合計4パック、12枚のゴーフルが詰められていました



お年賀をいただいた翌日

「お年賀でいただいたゴーフルだよ」

妻の差し出すお皿の上には3枚のゴーフル



妻は早速、4パックあるうちの1パックを開封したようです



「ありがとう、1枚もらうね、残りの2枚は食べちゃっていいよ」

自分は1枚だけ手に取り、残るゴーフルは妻のもとに



ゴーフルは、薄焼きの煎餅にクリームを挟んだお菓子

そのクリームは煎餅からはみ出すほどにたっぷりと分厚く塗られて

・・・はおらず、2㎜弱の薄焼き煎餅と同じ位の厚さ

しかも、薄焼き煎餅の直径の内側に収まる程度に塗られているため

外観から挟まれたクリームを見ることはできません



(久しぶりにゴーフル食べるけど、どんな感じだっけ?)


手に取ったゴーフルを半分に割ると、割れ目から白色のクリームが見えます


(そうか、バニラ味か・・・)


半分に割ったゴーフルを口に入れ、コーヒーを飲みながら


「久しぶりにゴーフル食べたな、なんか懐かしい味だね」



なんてつぶやいていました




その翌日

「はい、ゴーフルだよ」

前日と同様、妻の差し出すお皿の上には3枚のゴーフル


1枚取って、残る2枚のゴーフルは妻のもとに残し


その1枚を半分に割って、割れ目から白色のクリームを見て口に運ぶ・・・


2日続けてのゴーフル

昨日感じた懐かしさは薄らいでいました



そのまた翌日

「はい、ゴーフルだよ」

一昨日、昨日と同様に、妻の差し出すお皿の上には3枚のゴーフル

1枚取って、残る2枚のゴーフルは妻のもとに残し


その1枚を半分に割って、割れ目から白色のクリームを見て口に運ぶ・・・


3日続けてのゴーフルに多少の飽きが来ていました



そして、そのまた翌日

「はい、今日で最後のゴーフルだよ」


過去3日と同様、妻の差し出すお皿の上には3枚のゴーフル

1枚取って、残る2枚のゴーフルは妻のもとに残し

その1枚を半分に割って、割れ目から白色のクリームを見て口に運ぶ



・・・と、そのとき

ふと、自分が妻にこんなことをつぶやきます


「バニラ味ばかりで飽きるよね、3枚もあるなら別の味も欲しいよね」



すると、妻は手に持ったお皿を自分の方に差し出し


「えっ、チョコ味もストロベリー味もあるよ?」



(えっ・・・)



ここでわずかにゾッとし・・・



スピリチュアルなチカラを信じる自分にある言葉が浮かんできます


『想いのチカラが現実を作る』



最近はスピリチュアルにとどまらず、『量子力学』として学問的に解明されつつあるようですが

もしかして、「バニラ味しかない」という自分の『想い』がバニラ味しかない世界を作ったんじゃないか


そして、「バニラ味以外も欲しい」という想いが、チョコ味やストロベリー味のある世界に変えたんじゃないか・・・



(・・・って、そんなはずはないか)



多少不思議な体験ではあるものの

ただ単に3日連続でバニラ味を引き続けただけ

そんなにすごい話でもないかと思ったとのそき


あることに気付きます



(あっ・・・そういえば・・・)

今、自分の手にあるこのゴーフル



バニラ味しか存在しないと思っていた自分が選んだ最後の1枚



(もしかして、これもバニラ味だったりして・・・)




両手をゴーフルにそっと添え


<パリッ>


ゴーフルを2つに割ると・・・


「バニラだ・・・」


自分は、不思議なチカラの存在にゾッとするほど大喜びし

ゾッとするほど意気揚々とことの経緯を妻に話しましたとさ



以上!



この記事のことを思い出したのは、昨年末にNHKで放送していた「量子もつれ」という番組を見てからなんですが、皆さんも見られたでしょうか


「量子力学」を話し出すと長文になるので割愛しますが


要するに、オカルトとされているものが、現代の物理学で徐々に解明されてきているようです


今回書いた記事も量子力学で解明できたりするのかなー、と思ったり思わなかったり・・・


自分が生きてるうちに、色んな不思議なことが解明されるといいなーと思います


みなさんもこんな不思議なチカラを感じる経験をしたことがあれば是非教えてください

ではまた!


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